京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

旅の終わり

2012-12-11 23:17:43 | 
名古屋の市内はほとんどの施設が定休日、オープンしているところと言えば…

        
        熱田神宮です。
        日本武尊(やまとたけるのみこと)の死後、残された草薙剣(くさなぎのつるぎ)を
        今の熱田神宮の地に祭ったことに始まると言う、由緒ある神宮だそうです。
        パワースポットだそうで、そういえば、七五三、お宮参りの家族を多く見かけました。

        
        名古屋の市内はイチョウの黄葉が美しい。

        
        お参りもしたし、そろそろ帰ります。まず名古屋高速に。

        
        新東名に入ります。新東名は快適。

        
        穂のほけた薄がさよならさよならと優しく寂しげに揺れる。

   
   紅葉した木の葉が舞い散る…

                        
                        わずかに枝に残った木の葉が今にも風に誘われそう…
        
        毎年今頃京都を旅する。冬を迎えた山の木々や草々は京都旅の終わりを実感させる。
        楽しくてやがて哀しき…旅の終わりはいつもそうだ。

        
        冬の夜は速い。すっかり真っ暗になった東名をひた走るとき、自分の巣に近づく安堵を
        感じるのもいつものこと。帰る巣があるから旅に出たいし、明日からの日常があるから、
        旅は楽しいのだ。
        写真には撮りきれなかったけれど、じつは写真中央にわずかに白みを帯びたシルエット
        富士の雄姿が出迎えたくれている。お疲れさん!と言うように。