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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

軽井沢に―No.2 ル・ヴァン美術館

2015-08-02 22:12:45 | 小さな旅
軽井沢銀座やプリンスホテル・アウトレットなどは混んでいるに違いありません。
なるべく人の行かなそうな軽井沢を探して、南軽井沢をウロウロしてきました。

        
        ル・ヴァン美術館は文化学院創設時の校舎を再現したもので、創立者の西村伊作が
        設計したもの。

        
        英国のコテッジ風の建物と庭園は当時、話題になったそうですが、軽井沢の地に
        とてもよくマッチしています。これが校舎だったなんてステキ!

        
        花に縁どられた芝生の庭

              
              芝生の中におしゃれな井戸(掘られていません)

        
        バラの花が咲く季節には、バラに囲まれてお茶をいただく「ローズフェスティバル」が
        開かれるそうです。バラの季節に来てみたい。

              
              庭の奥にはカフェテラス。

        
        オープンカフェテラスでゆっくりお茶を飲みながら緑を眺めれば、癒されます。

           
           この美術館を訪れたのは志村ふくみさんの作品展が開催中と知ったから。
           志村ふくみさんの著書は何冊か読み、染色のこと、色のこと、たくさん知識を
           得ましたが、作品の実物は見たことがなかったからです。志村ふくみさんは現在
           91才の人間国宝、今でも京都嵯峨野の工房で作品を作り続けている。
           その作品は、すごい! 草木で絹を染めて機織機にかけて一反の反物にするのが
           どれだけ手間のかかる大変な作業であることか!そしてやっぱり才能もいると
           感ぜずにはいられない。

           兄妹展と銘打ってあるように、お兄さんの小野元衛という人は画家だったのですねぇ。

           ゆっくり見て回って、いろいろなことを知りました。
                             

軽井沢に―No.1 フレンチトースト

2015-08-01 22:10:02 | 小さな旅
夏休みの土曜日、混んでるかな…と思いつつ軽井沢に出かけました。
朝、頑張って6時30分に家を出ましたが、少し渋滞、30分予定より遅くなりました。

        
        ホテル鹿島の森で朝食を食べる予定、どうにか朝食時間に間に合いました。宿泊客や
        別荘族の食事が終わっている様子だったので、遅い時間の方がかえってよかったのかも。
 
        
        OTTOはパンケーキモーニングセット。

        
        私は大好きなフレンチトースト。フレンチトーストはセットになっていないので
        アラカルトで注文。コーヒープラス。

        やっぱり星乃珈琲とは違う!(星乃珈琲のフレンチトーストも贔屓にしていますが)

        
        テーブルにはジャム類が山盛り、メープルシロップ、日本製の蜂蜜、ミルクなど
        たっぷり出てくるのがオダイジン気分。        

        
        ホテル鹿島の森は低層で緑に包まれ、どこにいても癒される雰囲気が気に入っています。
        食事も美味しいし。ただし、泊まったことはない…。

              
              道端にはコスモスが咲き初めていました。でも日差しはきつく、
              昼間は暑い!

        
        大きなクルミの木がそこここに。青い実がいっぱい生っていました。信州は和グルミ
        の名産地ですものね。

        目に映るものが東京とは全然違う。暑いとはいえ、緑の木々や草を渡ってくる風は
        浄化されているのがわかります。木陰でボ~としているのは最高!

母のパン教室研修旅行♪

2015-06-11 22:37:36 | 小さな旅
今回の研修は軽井沢のフレンチレストランで美味しさを味わうこと!

        
        東京から9人乗りのタクシーをチャーター、とても「楽」です。
        まず、ホテル・ブレストンコート敷地内の石の教会に。軽井沢に教会は数あれど、石の
        教会は珍しい。

        
        輪形の屋根というか壁というか、石の継ぎ目はガラス張り、幾重にもカットされた半円形
        のガラスの天井から光が降りそそぐ。礼拝堂は石とガラスの織成す堅牢で美しい空間、
        でも撮影は禁止なので…。

        
        緑の森の中の石の教会、私は何度か来て、癒されているけれど、初めての仲間たちは
        一様に「いいね」と満足していたようだ。
        素朴な山のうつぎ、小柄で楚々としている。

        
        ブレストンコートの林を下りて(勿論車で)星野温泉のハルニレテラスに。シーズンや
        土日の混雑が嘘のよう。駐車場も無料。雨のシーズンのディスプレイなのかな。

        
        お蕎麦屋さんやカフェにもあまり人がいなくて、むしろ寂しいくらい。

        
        以前に花を見たウグイスカグラは赤いルビーのような実をつけている。このウグイス
        カグラ、ウグイスカズラと言われることがあるが、蔓性ではないのでカズラは正しくない、
        とされている(じつは私は、ウグイスカズラと覚えていたのでビックリ!)

        ウグイスカグラ:スイカズラ科日本原産
        ウグイスが実をついばんで枝を飛び渡る姿が神楽を踊っているように見えるからだとか。
        この赤い実は鳥の大好物、甘いそうです。

        
        さて、また車に戻って10分ほど走り、本題のグルメ研修へ。そのフレンチレストランは
        この緑の奥にありました。

        
        苔に覆われた庭の中の小径をたどって玄関へ。「よ~こそ」と扉が開かれた…つづく
    

浅間山

2015-05-22 22:06:39 | 小さな旅
緑したたる軽井沢で深呼吸をしてきました。

              
              西洋からし菜でしょうか…黄色い絨毯でした。

        
        碓井軽井沢のインターを下りて、軽井沢町の入口のてっぺんに浅間プリンスホテルがあり
        ます。朝早く家を出たので、ホテルのダイニングで一休み、朝のコーヒータイム。
        前面ガラス、浅間山の全形が臨めます。

        
        ホテルの前はゴルフ場。ホテルの周りを一回り散歩。

        
        小高い丘を登ると「願いの丘」。横に願いの鐘があります。

         1回鳴らすと幸せがみつかる
         2回鳴らすと想いが届く
         3回ならすと愛が深まる
         皆様に幸せがおとずれますように
         浅間山のハートマークに願いをこめて… と書かれています。

        
        浅間山のハートマーク、ちょっと薄くて見にくいかも知れまさんが、表面の崩れたあとが
        ハートの形になっています。

        
        「願いの丘」の看板に開いた💛の形。

              
              浅間山を思いっきり眺めました。

              
              『売物件』 400坪あるそうです。いかがですか? 
        

相模川の芝桜

2015-04-09 21:01:32 | 小さな旅
相模川で芝ざくら祭りが行われていると聞いて、行ってみました。

        
        相模原市の荒磯地区、相模川の左岸の堤防に植えられた芝ざくら、「芝ざくらライン」と
        呼ばれているのだそうです。

              
              全長1400m、日本一の長さだそうです。

        
        ピンクの絨毯を縁取るような黄色、白の水仙のコントラストが鮮やか。

              
              土手のうえの道は桜並木。散り敷いた桜の花びらが淡いピンクの絨毯。
              白い芝ざくらはまだ咲き揃っていないけど。

        
        おちょぼ口に紅を引いたような白い芝ざくらも可愛い。

        
        花びらの中央にピンクのラインが入った白い芝ざくらもあります。

              
              富士山ですって!

        
        もう少しお天気が続くと地面が見えないくらいに咲き伸びるのでしょうね。

              
              チュリップラインもあります。平面だけでなく立体的になって、
              いいですね。

              寒い日が続いているので、ちょっと咲が遅いようです。4月いっぱい位
              楽しめそうです。
                              

三浦海岸の河津桜

2015-03-05 22:31:05 | 小さな旅
三浦半島の先っぽの街に河津桜の名所ができました。

        
        京浜急行「三浦海岸駅」 駅の看板も桜色。

                            
              駅前広場にも河津桜が何本も。桜のテントがお出迎え。
              2月15日から桜まつりが行われています。

        
        駅前の桜は手毬のように円い花房、華やかです。

        
        三浦海岸駅から小松ヶ池公園まで線路沿いに河津桜の並木が続きます。町おこしの
        ために4年かけて苗木を植えたのだそうです。5年かかってやっと咲いた河津桜。
        今や観光客が20万人訪れる桜の名所になりました。

        
        桜の下は菜の花、河津桜の濃いピンクと明るい菜の花の黄色が春色のコントラスト。

        
        京急の赤と白の車体がときおりアクセントを作り出してくれます。

        
        真っ青な空にもピンクが映えます。
        
        
        線路をくぐって小松ヶ池へ。池の水もピンクに染まっていました。

        
        池をひとまわりして陸橋へ。電車が来るのを待って上から「桜と電車」を。走る電車
        を撮るのは難しい!

        
        また、菜の花と桜を眺めながら、もと来た道を帰ってきました。

        満開の河津桜を堪能しました。
        、                               

カーネーションを買いに

2015-02-13 23:13:08 | 小さな旅
神奈川県の厚木でカーネーションを生産している大貫さんは現地に伺えば小売りもしてくれると
知って、早速連絡をとって、買いにいってきました。

        
        2~3年ほど前まではこの時期に毎年伊豆の河津までカーネーションを
        買いにいっていました。摘み取りをさせてくれて、欲しい分だけ買うことが
        でき、とても楽しみにしていたのですが、跡を継ぐ人がなく、廃業されました。

              
              河津ではあと1軒、カーネーション農家がありましたが、
              摘み取りはしておらず、買うだけ。河津までの交通費を
              考えたら、東京のお店で買っても同じかな…。

        
        房総のお花畑なら摘み取りもあるのでは、とネットで探していたところ、ヒット
        したのが厚木市のホームページ。厚木でも今やカーネーション農家は2軒だけ。
        大貫さんはカーネーション生産の功労者とか、厚木市の農業政策課に電話をを
        して大貫さんを紹介してもらいました。
        (出荷用に次々と手際よく結束されていく色とりどりのカーネーション)

        
        100本、分けて貰いました。抱えきれないほどの花束を抱くのは憧れ!
        大貫さん(後継者の息子さん)がせっせと花を取り分けてくれている間、くだんの
        功労者おじいちゃんとおしゃべり。元気に花の茎を整えて選別作業をしている
        おじいちゃんは80才なかばなんですって お若い!
        (スプレー咲きもきれいだったので混ぜてもらう。母に、明日お母さんの納骨を
         するというお友達に、と分けていたら、我が家の分がだんだんへってゆく…)

              
              そもそもカーネーションの栽培は戦後、まだ焼け野原だった
              多摩川ぞいの川崎あたりから、多摩川をはさんだ世田谷あたり
              の地域で始まったのだそうです。

        
        そのころは厚木でもたくさんのカーネーション農家があったとか。宅地化が
        すすんだこと、後継者がいないこと、そして温室用の燃料費が高騰したこと、
        等々で今や2軒だけとなったのだそうです。

        
        伊豆のカーネーションはこのあたりのタネがそもそも分けられたのだそうです。
        かつてはカーネーションを栽培する海外の国はなかったけれど、今は南米や
        アフリカの高地で生産され、輸入されているという。日本のようにハウス栽培
        ではない上に、人件費が安いから、価格ではかなわないと大貫さんはいう。

        「でもウチのは今摘み取ったものだからネ!」 何でも新鮮が、そして素性が
        わかっているのが最高です!

        みんなで写真を撮って、親戚のように熱く見送られながら帰ってきました。
        「また来てください、何のお構いもできないけど」って。

        おじいちゃんから聞いた厚木カーネーション物語でした。おしまい。
       

葉山で

2015-01-31 22:48:32 | 小さな旅
富士山を眺めて葉山牛を食べるのが目的。

        
        葉山を超えて佐島マリーナに向かう途中、立石公園から富士山がきれいに眺められると
        聞いたので、早速出かけてみました。が、雲がかかって見えませんでした。多分、岩の
        右側あたりに見えるのだと思いながら…。

        
        でも海はキラキラと輝く、穏やかな春の海でした。

        
        葉山牛の牧場直営のレストラン「角車(つのぐるま)」へ。

        
        OTTOはステーキを。ソースが3種類から選べる。ドミグラスソースを希望。

        
        お皿に焼けた丸い鉄の塊?が置いてあって、もっとよく焼きたい人はその上でさらに
        一切れづつ焼いて好みの焼き加減にすればいい。そんなの、初めて!でも焼きたて感が
        でていいネ。

        
        私はランチセットのビーフシチュウが食べたかったのに、もう売り切れでした。それ
        ならば仕方ない、ハンバーグを!肉だけがしっかり詰まったハンバーグ、おろし醤油
        のソースだったせいもあり、さっぱりしていました。

              
              コーヒーはセルフで、飲み放題。

              美味しゅうございました。これから海岸沿いを走って江の島まで
              ドライブします
                

軽井沢―No.3

2014-08-02 23:17:36 | 小さな旅
足元も緑、高原の花にも癒されました。

        
        軽井沢駅からまっすぐ銀座に向かうメイン通り、並木の裾には色鮮やかなカンゾウの花。

        
        林の中には山アジサイが緑の中のアクセント。

              
              旧三笠ホテルの庭に咲いていたベルガモット

        
        金水引。水辺で揺れていました。

        
        ラベンダーも。

              
              センニンソウもあちこちの木に絡みついて、大家さんの
              木を覆うように蔓を伸ばし、白いミニミニクレマチスの
              ような花を咲かせています。

        
        庭にスモークツリーを見つけました。

        
        コスモスも咲き始めて、高原の夏は短いよ、と教えてくれているみたい。

              
              誰か知らない方の別荘(勝手にいいかな、ゴメンナサイ)
              林の中の大きな家のテラスに白いチェアーが2つ。
              目覚めのコーヒーを飲んだり、木漏れ日の陰で本を読んだり…
              いいなあ~、あの椅子!

        ヒトサマのステキな家を眺めて別荘ライフの疑似体験。たとえ1日でもリフレッシュ
        できました。軽井沢を昼過ぎに出て、じつはそれから佐久を南下、小海線に沿って
        走り、清里まで行きました。清泉寮でソフトクリームを食べるために、です。

        (内緒の話…アッシー、少々バテました。ちょっと若ぶったかなあ、と反省)                     

軽井沢に―No.2

2014-08-01 23:26:33 | 小さな旅
軽井沢の老舗ホテル・万平ホテルは今年120年を迎えるそうです。

        
        本館は木造、全室禁煙です。

        
        ロビー前の廊下のステンドグラス、昭和初期の風俗が描かれています。
        ステンドグラスの向こう側はメインダイニング。

        
        玄関前の庭には山百合がたわわに咲きあふれていました。

              
              万平ホテルでは噂のフレンチトーストを食べたかったのですが、
              時間が中途半端で、結局ドレッシングとジャムを買い込んだ
              だけでホテルを出ることにしました。

        
        星野温泉ゾーンを流れる湯川、すぐ足もとを流れる箇所もあるけれど、結構流れが
        速い川です。

              
              ほんの少し川幅を広げてせせらぎを作ったかと思うと…

        
        また川幅いっぱいに岩を運んで荒い流れに戻ります。
        緑の木々に覆われた流れは涼感いっぱい。

              
                  からまつの林を出でて
                  からまつの林に入りぬ
                  からまつの林に入りて
                  また細く道はつづけり

                  からまつの林の奥も
                  わが通る道はありけり
                      :
                      :

        流れのほとりに立つと涼風がたって、まさに天然のクーラー、緑色と水色の風を
        まとって体中デドックス!