新潟カウンセリング研修センター

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ひとひらの花びらに・一枚の葉に

2018-05-03 07:28:48 | 私の声
 感動・感動に明け暮れている庭の春だ。若葉が春の陽に眩い。その一方では、散り急ぐようにして、朝は緑色していた葉が昼には黄色になり、夕には茶に変わって落葉になる。昨秋小鳥が種まきした、ひなげしの花びらが春の風に遊び、夕には地面に咲いている。地面がひび割れた所に、鬼灯が茗荷たけがチョコンと頭をのぞかせている。この時期地面を踏む足がドキドキだ。特に春と名付けられているこの季節には、ものの移ろいを見させてもらえる。移ろい続けられている感覚は、鈍感になっているわが身に気付かせてもらえている庭の春。片時も固定していない事実が見失われるとき、ひとは不自然になるときだ。空虚になり・苦悩になり・患う。ことばは呼吸。呼吸・ことばは片時も滞っちゃいない。都度都度、完結しつつ私させていただき続けられている。固定・捉われに気付かせていただける歓びに優るものはない。カウンセリングに出会えたお陰だ。

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