我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

凛太郎とガム

2010-09-08 18:48:55 | そしてその母紗夢猫である
凛太郎には仔犬の時から、毎日牛皮ガムを1本あげている。

食後の歯磨きがわりのはずなのだが、カリカリご飯のトッピングだけ食べると、いつの頃からか、すぐにガムを要求し、ご飯はいっこうに食べようとしない。

最初の頃は、抱っこして、ご飯を一粒一粒口に運んでいたが、いつの頃からかめんどうくさくなった私は、先にガムをやってしまうようになった。

仔犬の時は一心不乱に一気に食していたガムだが、寄る年波?か、計算か、母ちゃんの食事を観察し、何か貰えるか、何も貰えないかを判断し、なおかつご飯が先か、ガムが先か悩んだ末、ご飯を先にするときは「クンクン」と「少しずつ食べさせてチョーダイ」要求をしたり、ガムを持ってくれ~とガムの前でたたずみ、しかし、母ちゃんが持ってやろうとすると咥えて逃げ。

遊んで欲しい、かまって欲しいというところなのだとは思うが、いつまでたっても世話がやけるワンコの凛太郎である。

この頃はガムを半分だけ食べて、後は大事にしているということが時々あり、そういう時は夜の寝る前のシッコも行こうとしない。

ガムを誰かに盗られてなるものか という感じ。
誰も盗らないのにね。

「シッコ行こ」という母ちゃんを従え、ガムを咥えて、家中逃げまくり、捕まえたら唸る。困ったもんだ。それでもガムを離さないし、シッコに連れだしてもガムを咥えて、とっとと家に入る。

シッコをしないと夜中に舐め舐め、泣き泣きが始まり、真夜中に庭に出すという羽目に陥ることがあるので、極力させるようにしている。

そして昨夜、半分残したガムを咥えて逃げる凛太郎を捕獲し、抱っこで庭に連れだし、家に入れないように玄関を閉め、私も庭で待機。

「咥えたままシッコしてき」

咥えたまま闇の中に消えたが、しばらくして軽やかに帰ってきた。
玄関を開けようと凛太郎を見たらガムを咥えていない。

「アンタ ガムは?」と言ったら
はっとしたように、シッコをした方に戻っていき、少し探しているようだったが、ガムを咥えて戻ってきた。

この「はっとしたようなそぶり」がものすごく人間的で
「しもた 忘れた」という雰囲気も出ていたので、
一人笑いした母ちゃんだった。

「アンタ ガムは?」というコトバで、すぐに探しに行ったことから見ても、凛太郎はガムというコトバを理解していると私は思う。

付録
ハクはガムをあげてもあまり感動せず、欲しい時、お腹が減った時まで置いておくという感じで、ガムに関してはガツガツしていない。
ご飯は大事よ~という雰囲気で、カリカリご飯は即完食。世話のかからない良い子。

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