ハクは2010年3月26日に伊賀市のメナードア青山リゾートで犬収容車に乗せられるところ引き取りました。
その日のうちに警察署に拾得物の届け出を出し(この時、初めて犬が落し物扱いと知り、生きているものがなぜ落し物になるのかとちょっと腹立たしい気持ちにもなりました)、動物のお医者さんで健康診断。
推定年齢2歳という診断でした。ノミ、ダニがてんこ盛りついていて、ちょっと抱いただけでも服に悪臭がつくくらいに汚れていました。
思い出せば昨日のことのように引き取った日の映像が頭の中に蘇ります。
ハクはいろいろやらかしてくれましたが、おかげさまで大きな病気もせず元気です。
あれから5年経ちました。
家族になった記念日をすっかり忘れていた飼い主でしたが、3月が終わってしまうギリギリで思い出しました。
推定7歳です。
今日は、散歩の途中、公園で近所のブッチくんに出会い、ブッチくんが凛太郎に愛想をしに来てくれたら、さっきまで吠えていたのに逃げ出した凛太郎(リードはついています)。その時ブッチくんと凛太郎の間にハクが割って入りました。
ブッチくんのお母さんが「守ってるんやね」とヒトコト。
そっかー。ハクは凛太郎を守るってことをしたのかと、内心で深く感動していた飼い主でした。
そんなに仲良くしているところを見たことはないですが、私たちは「群れ」。群れの仲間を守るという意識が働いたのかも。
明日から4月。
数十年前、緊張しまくりの4月1日の入社式、その時私は18歳。
「己の個性を忘れるな」という人事部長の訓示。
その言葉を素直に大事に大事にして個性を捨てなかったら・・・。
社会って個性を捨てないと浮きます。
出る釘は打たれ、出すぎた釘は抜かれるということを学んでしまいましたが、学ぶには遅きに失したアタクシでございました。
ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。
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