御年16歳(人間年齢80歳)の凛太郎は、目も不自由、耳も不自由。
かと言って、完全に見えない、聞こえないわけではない。
そんな凛太郎のお仕事は、家の中の行き止まりを好んで選ぶようで、行き止まりに挟まって、じっとしている。
ある時は段ボール箱と棚の間であったり、ソファの隙間であったり、空気清浄機の前であったり。
テーブルの椅子の下とかにいる時もある。
なるべく隙間を作らないようにしている飼い主だが、時として行方知れずになり、家の中を1周、2周、反対周りをしても見つけられないことがある。
そんな時「ハク、凛ちゃん探して」と言うが、非協力的。
ハクは、ウロウロ探す飼い主の後をついてまわるだけ。
犬なんやから、ニオイでわかるはずやから教えてくれたらいいのに、と胸の内で思う。
「凛太郎!」と大きな声で読んでも、聞こえるときと聞こえないときがあるようで。
聞こえていても、この頃はとんと吠えず、アピールしない。
前はあれほどワンワン言うてたのにね。
聞こえたかもしれない時はガサガサと音を出すときがある。
音が聞こえたら、音のする方を探すといる。
本当にとっても狭い家なのだけど、単に飼い主が探すのが下手くそなだけかもしれない。
そういうかくれんぼのようなことをして、飼い主の歩行距離を伸ばしてくれるのが最近の凛太郎のお仕事。
また、庭に出したら出したで、どういうわけか夜に限って先が見えない暗がりのウッドデッキの下に入ろうとしたがる。
その下だけは、入ってしまったら飼い主が引っ張り出せないので、常に目を光らせているのだか、一瞬視線を外した後、体半分いれてしまい、あわや ということろで尻尾をつかんで引きずり出したことがある。(今日は、凛太郎が入れないように網を張った。)
一昨日、我が家地域は夜に雨が激しく降った。
いつもなら、寝る前のシッコに、たとえ凛太郎がよく寝ていても起こしてでも庭に連れ出すのが常なのだが、この日飼い主は胃が気持ちが悪くて、夕飯も食べられないような状況だった。
「よく寝ているので、まっいいか」といつもすることをしないで、しんどくて寝てしまった。
すると、夜中の3時にやってきた。
起こすつもりがあるのかないのかは不明だが、凛太郎の足音はシャカシャカと独特で、飼い主の寝床までやってきたからには何かあるに違いない。
飼い主も凛太郎の足音がしたら目が覚める(覚めない時もあるけど)。
これはシッコに違いないと、慌ててパジャマの上にジャンパーをひっかけて庭に連れ出したが、しない。
寒いのに、オシッコするまでと待っているのにしない。
ひょっとしたら「オシッコした」の報告だったのかもと、家の中に連れて入り、電気をつけながら、下を見ながら慎重に歩いたら発見。
ハクは飼い主のベッドの下で寝ていたので、今回は仕事をしなかった。実はその方がありがたい。
庭にはお付き合いよろしく出てきた。彼はシッコをしたようだ。
凛太郎の粗相をペットーシーツで吸い取ってから、ヒバ水を噴霧して乾いた布で拭くというのが我が家のやり方。
ヒバ水というのは大したもので、シッコ臭がなくなる。(床は無垢フローリングなので、もっぱらヒバ水を利用)
シッコの後始末をして、ふと台所に目をやると、立派なうん○もしてあった。
こちらはビニール袋で始末をしてから、台所マットの上だったので、消毒用エタノールを噴霧。
シッコ外派の凛太郎は、シッコシートを用意していてもしてくれない。
つい最近、バナナベッドでシッコたれをしていたこともあったけれど、オシメはまだ早い、飼い主がサインを見逃さなかったらなんとかなる。汚したものは洗ったらいいと考えている。
凛太郎もシッコを家の中でしてしまった時は、ちょっとしょぼくれているので、まだまだ「やってしもた」的な思いはあるように思える。
飼い主が、お医者さんに行って、長時間家を空けてしまった時も粗相なしで待っていてくれる(とはいえ稀に粗相はある)。
家に帰って速攻抱っこで庭に出し、地面におろしてやったら間髪入れずにシッコのときがよくあるので、まだまだしっかりしていてくれていると、飼い主の独りよがりかもしれないがそう思っているのである。
老老介護 ふぁいと~~~~!!! な感じ(^^)
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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