我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!
凛太郎♂(15歳)ミニチュアダックスとハク♂(10歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常




 食欲の秋。このところ愛犬は、桃ちゃんの家に行くことをことのほか楽しみにしているようだ。
 そのココロは。「桃ちゃんのところにはサツマイモがある~」だと思う。
 桃ちゃんのお母さんが畑でとれたサツマイモを蒸かして、庭先に干しておられるのだ。そのおイモは干し芋にならないうちに、ニンゲンの皆様、犬の皆様の胃の中に消えて行く。蒸かして、お日様に当たり、風にあたったら、お芋はたちまち甘さを増す。
 桃ちゃんのお母さんは「勝手に食べてくれたらいい」と言ってくださっているので、私は凛を連れていくと、お芋ををいただく。美味しい。たちまち凛が吠える。ボクにもチョウダイ。美味しくてとまらない。
 お母さんもひとつ。桃ちゃんがチョウダイと言う。奥の小屋にいるタローくんもそれを察して吠える。ボクにもチョーダイ。タローくんを庭先に連れてきて、繋ぐ。犬の皆さんとニンゲンがお芋に群がる。ニンゲンも美味しくてとまらない。また一つ、もう一つと手が伸びる。そのたびに愛犬たちの口にも入る。「もうおしまい」と言うまで、犬の皆さんはもっとチョーダイとそれぞれが吠え続ける。
 犬のみなさんもことのほかおイモが好きである。

 桃ちゃんのお母さん、美味しいお芋をありがとう。恩恵を受け続ける一人と一匹であった。


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 この母は、出したその手で片付けない情けない母である。常日頃からモノの指定席を決めておき、必ずそこに置けば探さずにすむものを。せっかく決めた指定席でも、必ずそこに置かないという性癖もある。
 凛太郎のリードは下駄箱の上と決めてあるのだけれど、今朝散歩に行って、帰った時に何か他のことを思っていたのか、どこかへ置いてしまった。心ここにあらずで、ふとどこかにモノを置いてしまったら、いつも探すのが大変なのだ。
 
 夕方5時、ここいらでは「カラスと一緒に帰りましょ~」と音楽がなる。この頃は日が暮れるのが早いので、だいたいそれが散歩の合図になってしまっている。畑仕事の後片付けをしていて「もうちょっと待っててな」と凛太郎に言う。ふと下を見たら、つい庭の草も抜きたい。じっとこちらを見る凛太郎。両手を広げて「おいで、抱っこしたろ」と言ったら、駆け寄るが、行き過ぎて行く。抱かれようとしない。ほなええわと思って、少しの間草を抜いて、凛太郎を見たら、その目が怖い!

 「あんた、怒ってるんか。怒ってるんやな。わかった、ほな行こ」と言って立ちあがったら、凛太郎は一目散に家の中に入ってしまった。何してるんやろと思いつつ、地下足袋から靴に履きかえて、さてリードと思ったらない。その間に凛太郎は足元を駆け抜けて庭に出てしまった。
 凛は2種類のリードを持っている。一つは首輪付きリードで、もう一つはハーネス。首輪付きリードが気に入っているようで、それには自ら頭をつっこんでくるが、ハーネスを出すと逃げる。今朝の散歩から帰った時に、どこかへ置いてしまったようだ。探している間に日が暮れてしまうかもしれないので、ハーネスを持って庭に出たら、な、なんと凛太郎が首輪付きリードを咥えているではないか!!!
 いやー、驚いた。今から散歩に行くというのをすかさず理解し、その上リードまで自分で持ってくるなんて。賢いなーと目尻が下がり、思わず笑顔になった母である。

 凛太郎のこころの中
 「ほんましゃあないかあちゃんやし、ボクがしっかりしてんとな」


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