インド映画「マイネーム・イズ・ハーン」をTSUTAYAの宅配レンタルで鑑賞しました。
いつもは食事の時だけズタ切れで観るDVDです。
この観方にストレスを感じているのですが、内職を放棄してタップリDVDに浸ることができないジレンマ。
前半はいつものようにズタ切れで観ていたのですが、今日は途中で止められなくなりました。
インド映画はわりと好きです。
インド映画の中で今までで一番のお気に入りは「きっとうまくいく」です。この映画はほとんど1ヶ月くらいかかって4回観ました。(月極のレンタルでは延長料金とか不要です)
170分もある長編でした。
マイネーム・イズ・ハーンは162分でした。こちらも長い。
出演: シャー・ルク・カーン, カージョル, ジェニファー・エコルス
監督: カラン・ジョーハル
2010年インドで製作された映画です。
主人公はアスペルガー症候群、そしてイスラム教徒。名前はリズワン・ハーン
黄色が怖い、大きな音が怖い、人に触れられるのがイヤなど障がいがあります。
ハンディを持ちながらも、愛する人と結婚し、幸せな暮らしをしていたのに、9.11以後、差別をうけ、子どもは殺されてしまいました。
ハーンの妻マンディリンが悲しみのあまり「あなたと結婚したから息子が死んだ。あなたのせいだ。あなたは大統領に会って、私はハーン、テロリストでないと言ってきて」と怒りにまかせた言葉を投げつけました。
ハーンはその言葉を真に受け、大統領に直接「私はハーン、テロリストではない」と言うために、大統領に会うための旅を続けます。
やっと大統領にむかって遠くからその言葉を投げかけると、今度はテロリストと誤解されて留置されてしまいます。
拷問にも合いますが、周囲の協力で誤解が解け、釈放されます。
釈放されたその足でハーンはまた旅を続けます。
その旅の途中で、前に出会って親切にしてくれた家族がハリケーンに襲われていると知り、危険も顧みずに助けにいかなくてはと会いに行きます。
ハーンはその村の人たちを助けるために自分のできることを頑張ります。
それがニュースで流されると、市民が支援の輪を広げていきます。
たった一人「私はハーン、テロリストでない」主人公が一人の力で、優しい気持ちで触れ合った人の優しさに対して優しさで応えようとする行動がニュースを見ていた人々のココロに染みます。
映画を観ているだけでも、優しい気持ちが染みてきました。
障がいがあっても、人種が違っても、宗教が違っても互いに優しい気持ちで互いを尊重して暮らしていきたいものです。
映画の最初でハーンの母が、宗教の違いで人を判断するのでなく「良い人か悪い人」でわけるというような教え方をされていました。
この映画はとてもオススメです。
ちなみにインド映画の定番踊りや歌は一切ありませんでした。
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
にほんブログ村と、人気ブログランキングの2つのランキングに参加しています。バナーを2つともポチっとお願いできますか?