我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

里山ーてのりアマガエルと暮らしてー

2007-10-30 18:17:32 | 里山暮らし
 以前「一通の手紙」で拙著の配本についての不満を新風舎に送った話を書きました。10月に返事が来るととのことでしたが、待てど暮らせど来ないのでこちらから連絡してみました。
 結果、東京での注文はなかったそうです。引き続き努力はしてくださるそうです。新刊でないとなかなか難しいそうです。
 それでも、千葉県のS多田屋稲毛さんと三重県いけだ書店伊賀上野店、井筒屋書店あかもん店、そして「ヴィレッジ・ヴァンガード」ジャスコ名張店さんに配本してくださったそうで、今日、早速ジャスコ名張に行ってきました。
 ところがおっちょこちょいの私は「ヴィレッジ・ヴァンガード」さんの名もうるおぼえで本屋さんと思い込んで名張まで車を飛ばし、本屋さんをウロウロするも無い!店員さんに聞いたけれど取り扱っていないということでガックリして帰ってきたのでありました。
 帰ってから新風舎から送られてきた資料をよくよく読んで、ジャスコ名張に電話でその店のことを聞いたら、なんと雑貨屋さんだったのでした。また日を改めて見に行くつもりです。
 このブログを読んでくださっている方で、配本されているお店が近所にありましたら、是非立ち読みでもしてみてくださいね。
 アマゾンにもあります。他の本を購入される時、送料無料にするためなんかにもご利用いただけたら幸い~(^^)です。

夏の想い出、そして凛太郎の、、、悲劇?

2007-10-27 16:53:52 | そしてその母紗夢猫である
 夏の想い出をもっと早くに書くつもりだったが、はや10月も下旬、秋も深まり、もうすぐ11月になろうとしている。月日のたつのはホントに早い。
 この夏、人生初と言えるほどの怪我?ラッシュだった。肋骨骨折に始まりギックリ腰、そして足指骨折。パートは1ヵ月半も休んだ。
 肋骨骨折はそれほど不便も感じなかったが、ギックリと足指骨折は動けないのと、動いてはいけないということで、ものすごく行動範囲が規制された。特にギックリでは寝床にいるだけでも痛かったのだが、ものすごーく素敵なことがあった。
 我が愛息凛太郎が傍にいてくれたことだ。凛太郎にすれば飼い主の傍にいるというごく当たり前のことだったかもしれないが、癒されるというのはこのことだなーとしみじみと感じ入った。怪我でもして身動きできないような状態に陥らない限り、たいてい庭や畑で用事をして、凛太郎をあまりかまってやる時間が無いのが日常である。
 それなのに、彼は私をかまってくれたのである。一人暮らしの生活の中に彼がやってきて一人と一匹の生活がはじまり、いつのまにか犬への依存心というか、なんというかそういうものも芽生えてしまっていることをはっきり自覚したというか。
 今では彼のいない生活はちょっと考えられない。彼が来る前は、独り言もあまり言わずに黙々と暮らしていたのだが、犬相手に良く喋っている自分がいる。寄り添ってくれる愛犬がいるということはかなり嬉しく心優しくもなれる。ありがとう凛太郎。
 さて、凛太郎の悲劇はこの一連の怪我で散歩が極端に少なくなったことに端を発している。散歩好きなので基本的には室内犬と呼ばれる犬だけれど、今まで爪を一度も切ったことが無い。散歩で勝手に爪が削られていたからだ。
 ところが1ヵ月半もの間、ろくに散歩に連れて行ってもらえなかったものだから、ふと見たら爪がものすごく伸びていた。これでは歩きにくかろうと、犬の爪きりを持ち出し、庭で切ってやろうとしたのだが、私は爪切り初心者。そのドキドキがワンに伝わるのだろう。彼も平常心ではなかったと思う。それでも少しずつ切っていき、後足の爪8本を切り終え前足に移った。前足の爪一つ目は無事に終了したのに勢いがつき、ついバシっと切ったら「きゃいーーーん」
 血が出た。私はおろおろ。凛はううううっ!と唸る。怒りを私に向け、私を噛むわけにはいかないのが忠実な?犬の性ゆえ、爪きりに怒っている。「ごめんなー、ごめんなー」とは言うものの、もう足さえ触らしてくれない。かくして9本の爪は切れたけれどあとの9本は鉤爪のように延びたまま。やはり歩きにくいと思い、その後も何度か試したが、犬の恐怖心と私の恐怖心が同時に発生するのか、どちらかの思いがどちらかに流れるのか、二人で共通の恐怖を同時に味わったという感覚を得たという確信があった。
 それにはちょっと驚いたが、普段でも美味しいなーと一緒に食事をしている時にも共通に喜びを感じているのかもしれないなーと思うのであった。
 共に暮らすということは、いつのまにか心も通じているということなのかもしれない。