我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!
凛太郎♂(15歳)ミニチュアダックスとハク♂(10歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常




 母の楽しみのイチゴを凛太郎に盗られた!
 庭先に置いたプランターに植えたイチゴ。大好きな「章姫(あきひめ)苺」とピンクの花が可愛らしく珍しさに惹かれて買ってきた四季成り苺「フラグー」。ナメクジに先を越される前にと毎日様子を見ながら、赤く成りきる前に口に入れていた。あきひめは甘く、フラグーは酸っぱい。庭仕事の合間にほおばるイチゴは美味しい。
 イチゴを食べる時は私が五分の四、凛太郎が五分の一くらいの割合だ。凛太郎と顔を見合わせ「美味しいなーイチゴ」と言って、毎回ほんの少ししかやっていない。だって私はイチゴが大好き。一粒全部食べたいところを少しやっているというところを解かって欲しいところなのだが。
 私がイチゴをつまんで採っているのを見ると、凛太郎は舌なめずりと生唾を飲むという仕草をするようになり、昨日にいたっては、成っているイチゴをどうして食べたらいいかをどうも理解した様子で、ぶら下がっている苺を舐めにかかっていた。
 それを見た私は「こらっ!かあちゃんが採ったら、一緒に食べるんやろ。勝手に盗ったらアカン!」と叱ったのだった。イチゴがダメならと凛太郎はまだ青いブルーベリーが成っている小さくて低い木の傍で同じ行為を始めた。昨年、一緒に食べたブルーベリーの味を覚えているのか、たいしたもんだと少し感心しながらも「アカンて言うてるやろ!それはまだ食べられへん。今、食べても美味しいない。食べたらアカン!」と私。
 凛太郎は「食べるか?」「欲しいか?」「美味しい」「美味しくない」はわかっているようで、ブルーベリーがまだ食べられない、食べても美味しくないは理解したようだった。それで、イチゴに戻ってきて、また舐めたので、拳を振り上げて見せて「アカンて言うてるやろ」と叱るとあきらめたようなそぶりを見せた。

 そして今日。昨日はまだ早いと思い、食べるのを今日の楽しみに伸ばしたフラグーの2粒、凛太郎にも「それは明日一緒に食べよな」と言っていたのだが、食べようかなとプランターの傍に行くと、無い。イチゴがぶら下がっていた茎が実の重さから解放されて宙に浮いている。ナメクジならば穴があいたりして、全部食べ尽くすという食べ方はしない。
 私がイチゴの傍に行くと嬉しそうに尾を振って傍にやってくる凛太郎であったが「イチゴが無い!なんで無いの!」と一人叫ぶ私の声を聞いたせいか、足もとの凛太郎は早くもごめんなさいポーズ。あやしい、絶対あやしい。
 「あんたがイチゴ食べたんか?」と凛太郎に問いただすと、彼は耳をおちぶらせ、伏せポーズ、頭もしゅん。母は確信して声に出して言った。
 「あんたが食べたんやな。昨日一緒に食べよて言うてたのに、一人で食べたんやな」。語句もキツクなる。感情も入る。食べ物の怨みは恐ろしいのだ。凛太郎はますます低姿勢で怒られるのを覚悟の姿勢を崩さない。食べてしまったものはしょうがないし、現行犯で見つけたわけでもないので体罰はなし。けど、まだかなり酸っぱかったはず。でも悔しい。ああ悔しい。猿にタマネギを抜かれた時と同じくらい悔しい。
 私はしばらく「凛太郎がイチゴを盗った」「凛太郎がイチゴを盗った」「イチゴ泥棒」と繰り返し言い、凛太郎を睨んだ。彼は毎回、ちょっとしか貰えないイチゴを丸ごと食べたかったのかもしれない。
 母は去年、一昨年と畑にイチゴを植えるも、実は少ししかならず、それもナメクジに先を越され、口に入ることはなかった。今年は同じ轍を踏まないと決意し、私にとっては高価で、一袋八百円もする野菜の土を買い、プランターで育てていたのだ。おかげで、イチゴはすくすく育ったけれど、元を取れるほどにはまだ成っておらず、あきひめはそろそろ終わりかけている。これなら買ってきて食べた方が安い。でも育てて食べるという「安全」と「楽しみは」何物にも変えがたい。
 しかし、いちご狩を覚えてしまった凛太郎は次にはブルーベリー狩もするのではないだろうか。ブルーベリーま毎年鳥にも食べられているので、今年は私の口に入り数が圧倒的に少なくなるのではという危機感が、、、。
 ちなみに、今晩の夕食にトマトサラダを作った。凛太郎はトマトも大好物で鼻を鳴らしていたが、一切れもやらなかった。ささやかな復習を果たした。もちろん「あんたがイチゴ盗ったし、今日はトマトはあげへん」と声にも出して言っておいた。母はまことに大人気無いのである。
 


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 旧青山町高尾地区を車で走っていた時のことだ。道路に山鳥らしきものが立っていた。この鳥は足が長いので立っているという表現が似合う。道路に接する山の斜面を何かしらじっと見ているようにも見えた。
 車が近づいたら飛び立つだろうと思っていたが、その気配がない。鳥を見つけた時からスピードは落としていたが、全く飛び立つ気配を見せないので、鳥を迂回し、反対車線に出ての運転となった。
 こんなことってあるんやろか。鳥やったら車が近づいてきたら、飛び立つのとちゃうとか心の中でぶつぶつ。鳥はピクリとも動かず、じっと同じ方向を見ている。鳥を迂回して元の車線に戻り、バックミラーを見たら、鳥はまだ同じ場所に立っている。 私は車を止めて、降りた。ドアを閉める音で、鳥は我に返ったのか、私が鳥の方に近づこうと1歩踏み出したら飛び立っていった。鳥が見ていたと思われる方を見たら、草や熊笹が刈られ、竹や木などが伐採されていた。そこに鳥の巣があったのだろうか。あの様子は茫然自失、まさしく身の安全も忘れて立ち尽くしていて、身にせまる危機、車にも気がついていなかったような感じだった。
 しばらく走ると、地区のかなりの人が同じように山の斜面の道路に面したところの整備をしておられた。きっと道路の見通しや安全のために刈っておられたのだろうと思うのだが、さっきの鳥はこの整備で巣がなくなってしまったのかもしれない。道路に近いようなところに巣をつくるのかどうかはわからないが、あの様子はただごとではなかったと思う。
 ちょっと留守にした間に、帰るべきところがなくなってしまい、どうしていいかわからない状態だったのだろうかと鳥のことを思い、それにしても鳥にも茫然自失があるのだろうか、ニンゲンみたいだと、鳥の不幸?な身の上を思いながらも、つい微笑んでしまった私だった。


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 最近、野草茶作りに挑戦しています。きっかけは「一条ふみさんの自分で治す草と野草の常備薬」という本をぱらぱらと読んだことからです。
 ドクダミ、スギナ、ヨモギ、ハコベを摘んで、洗って、干して。これらの野草はほとんど庭で摘めてしまうという贅沢?な暮らしです。
 洗うのがなかなかめんどうなのですが、洗ってしまえば干すだけなのですから簡単なものです。この洗いに井戸水があればなーとちょっと無いものねだりを思うのです。水道代がちょっと心配な私。ま、これらの野草茶を買ったと思えば安いものだとは思えばいいのです。でも、まだ味見をしていません。そろそろ煎じて飲んでみようかなという乾き具合になってきたように思えます。何せ初めての挑戦です。まずくて飲めないなどと思うかもしれません。
 ドクダミ茶は身体の毒を出してくれるそうでいくら飲んでもいいと書いてありました。長く飲んでいると色白になるかもしれないらしい。そういうところも魅力です。ヨモギは糖のおりる人にいいらしいです。スギナはいろんなことに効くらしい。ハコベは胃腸にいいらしい。
 そのハコベ、歯周炎なんかにも生で噛んでいるだけでもいいと書いてあったりました。ちょうど、歯茎が膿んでいたので、それならばとサラダにしてみました。トマトの上に細かく刻んだハコベをのせて、ドレッシングをかけただけ。見た目には美しいものとなりました。味は、やはり草っぽいのですけど。でも胃腸の調子がよくなったような、お通じもよいし、歯茎もほとんど治りました。
 今日も、畑で草抜きをしていたら、それは美味しそうなハコベが目に入ってしまい、今夜は昆布出汁でワカメとハコベのお吸い物、たくさん摘んでしまったので残りはバター炒め、塩コショウ味にしてみました。お吸い物は上品に仕上がり「これイケるやん」と思わず独り言です。バター炒めはまあまあでした。
 またハコベエキスがぐらぐらになった歯にも効くということを聞いてきたものですから、早速作ってみました。ミキサー4杯分ほどのハコベからおちょこ一杯分ほどしかできあがりませんでしたが、ぐらぐらになった歯の1本は少ししっかりしてきたみたいです。歯のぐらぐらは、愛犬凛太郎を抱いた時にしょっちゅう頭突きをくらったのと、そこが虫歯になり、治療で圧が加わったのが原因か、グラグラが酷くなり、大きな口を開けて、前歯を使ってモノを噛む時にイタっというほどだったのが、少しマシになったみたいです。
 このハコベエキスを作った時にできた残りカスで試しに酵母液を作ってみたら、ちゃんと酵母が育ちました。今日はそれで天然酵母パンも作ってみました。イマイチ元気が足らないような気がしたので酒粕酵母液と半々で作ってみました。うまく焼けました。 
 草にはまっている?今日この頃です。
 ちなみに、庭や畑は草に埋まっていましたが、ここ数日ものすごく頑張ったのでだいぶマシになってきました。


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