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八ケ岳・硫黄岳周辺の花散策

2015-07-22 | 日本アルプス

今朝は良いお天気だが、下り坂模様だ。今日の目的の高山植物は八ケ岳・硫黄岳から横岳周辺に咲くウルップソウです

まず日帰りとして、時間の短縮と楽に歩けるコ-スを地図でニラメッコしていたら桜平駐車場が目に付いた
ネットで確認すると林道は有るものの駐車場は数十台と林道の空きスペ-スがある

諏訪IC降車して、唐沢鉱泉方面に向かうと分岐があり、右の桜平までオフロ-ドの林道。5kmくらいで駐車場



林道脇の空き地へ駐車して、ゲ-トの横を夏沢鉱泉まで平坦な林道歩き

夏沢鉱泉からも登り坂の林道となり、オ-レン小屋までは営業用のジ-プが乗り入れている



ここから夏沢峠までは、歩きやすい山道となる。高校生の団体が休憩している

夏沢鉱泉、オ-レン小屋の地名は、森村誠一の山岳小説に良く出る名で親近感がある

天狗岳、根石岳の分岐となっている



八ケ岳は夏沢峠を境に北八と南八ケ岳に分かれる



硫黄岳まではジグザグのガレ場歩き。稜線に出ると風が強く寒いくらいだ



振り返ると双耳峰の天狗岳は北八ケ岳の最高点



大きなケルンが硫黄岳山荘まで導いてくれる。ガスの時には有り難いケルンだ



た゜だっ広い頂上、硫黄岳(2760m)



風が一段と強くなり、ガスが湧き上ってきた。残念ながら横岳、赤岳は雲の中・・・



硫黄岳山荘まで歩きお目当ての高山植物は、例年なら7/上から中旬に咲くが今年は早く咲いたようです

盛りを少し過ぎたコマクサ、一株白いコマクサ確認。咲き終わったウルップソウ





横岳まで行きたかったが高山植物の遊歩道を散策し硫黄岳山荘を後に下山する



硫黄岳に登り返して、下山は赤岩の頭手前を右にオ-レン小屋へ



若い頃、渋ノ湯から入り夏沢峠からオ-レンキャンプ場にツエルトを張って一晩過し、赤岳~編笠・青年小屋にツエルト泊
しなのさかい駅までの長かったことが、懐かしく思い出された



オ-レンキャンプ場は学生達で賑やかだ

夏沢鉱泉、桜平駐車場までの間にも140名、地元の中学生とすれ違った。多分オ-レン小屋は貸しきり状態かな

林道の草むらには上りで気がつかなかったが、オダマキ、バイケイソウが咲いている



予定の横岳までは行けなかったが、苔むしたシラビソの樹林帯は北八の雰囲気、夏沢峠からは南八ケ岳のほんの一部を歩き
思っていたより多くの登山者に驚いたが、ゆっくりと雰囲気を楽しめました

ウルップソウは残念でしたが、来年も気力があればツクモグサの咲く頃にリベンジしたいなあ・・・

もう一山予定していたが、明日のお天気は雨模様。他の地域も悪そうなので残念ながらか帰ることにする








2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夏山 (ユウ)
2015-07-26 11:06:54
八ツの硫黄岳とは!! 読みが外れました。
いよいよ夏山始動ですネ!!
ウルップソウ私も見たい花です。

三ノ沢岳は未踏の山 候補に入っています。

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八ケ岳のウルップソウ (シジュウ)
2015-07-28 14:11:38
ユウさん、夏山ですね・・
白馬岳で見たことは有りますが
硫黄岳のウルップソウを見たくてトライしました
残念ながら見れませんでしたが、若い頃に
八ケ岳縦走のテン場を思い出しました

交通機関を利用して、見合った花散策をしたいですね
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