脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

いじめ 7

2022年05月05日 | 経営以外の話
B君から事実を聞き、E子ちゃんの証言もあって、加害はA子によるものだと判明。
そこで改めて学校に相談。
その結果が3月末の説明会でした。

A子の家庭環境があって、ストレスを抱えていたという類の話はあったようですが、B君、それから、なぜかターゲットにされたC君の親は納得できません。
説明と謝罪を求めたそうですが、A子の親は話し合いに応じず、転校するという話で終わったのです。

私、A子を知っていますが「まさか」でしたよ。
だから「いじめ」と聞いて、すぐに「A子は被害者だ」と思い込んだのです。
B君をお世話していたのも知っていたし、しっかり者で通っていましたから、まさか加害者だとは思いませんでした。

3月末の説明では、A子が転校する事と、B君も転校するという話。
それから、「支援学級への介助」の話になりました。
児童の教育、成長もあって、支援学級の手伝いを児童に行わせていたが、当面、見合わせると。
その為、可能であれば保護者に支援を頼みたいという事でした。
難しい舵取りです。

昨日、久しぶりにA子を見ました。
元気そうでしたし、変わった様子は無かったように思います。
ただ、A子を見たのは、B君の家の前にある公園なんです。
図太い神経なのかと。
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いじめ 6

2022年05月05日 | 経営以外の話
そんな事実は無いし、A子がB君のトイレを介助していると初めて聞いたB君のお母さんは、その日、B君に学校での生活を改めて問いました。
知的障害があるとはいえ、幼稚園児程度の判断はできるので、ある程度の事実確認はできます。
朝、学校に行ってから、お母さんが行くまでの様子、お母さんが帰ってからの事。
じっくり、何度も、話題を変えながら聞きました。

そこで、A子との会話が出てきて、「C君がお前の事をキモイと言っている」「お前の事をC君から守ってやる」という話になっていると知りました。
ただ、A子の恐ろしいところは、C君を悪く言うだけでなく「D君は、私と一緒でお前の味方だ」とか「G君は、お前の事を褒めていた」と、C君以外は、全員がB君の味方であると言っていたのです。
ここまでくると、洗脳です。

そして、お母さんに「強くなる方法」と言って、枯れ葉か、枯れ葉が無い時は柔らかいティッシュを食べるのだと。
学校のトイレは怖いから、強くなるためにティッシュを食べると良いとA子が教えてくれたと。

続きます。
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いじめ 5

2022年05月05日 | 経営以外の話
A子とE子ちゃんのクラスは、当番制でB君の支援学級の掃除を手伝いに行きます。
B君は、A子が来ると嬉しそうにしていて、先生や級友たちも「本当のきょうだいみたいだ」と見ていたのです。
掃除が終わると、A子は必ずB君をトイレに連れて行きます。
(B君は、一人でトイレに行けません)
先生も、A子が付き添う事を、良い事だと褒めたたえていました。

B君が使うのは保健室側のトイレで、普段、児童は使いません。
トイレは1台しかないので、先に使っている人がいたら待つしか無いのですが、同じフロアに別のトイレもあるので、誰かが待っているという事は無いそうです。
それもあって、介助が必要な子が使う時は、ドアを開けっぱなしにしています。
(普段は先生が介助しています)

E子ちゃんがトイレの前を通ると、A子とB君が使っているのが見えたそうです。
そこで、B君の口に白いものが見えたので、しっかり見ると、トイレットペーパーを咥えていたのです。
口はモグモグ動いていて、食べているように見えたのです。
E子ちゃんと一緒にいたF美ちゃんが「なんか食べてる!」と叫んだら、A子が「こうしないとトイレできないんだよ!」と反論したのです。

E子ちゃんは、B君のお母さんに「それ、ホント?」と。
もちろん、そんな事実はありません。

続きます。
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いじめ 4

2022年05月05日 | 経営以外の話
B君の親は、B君ができるだけ、みんなと同じ生活が送れればと願っていましたが、C君との件があって、それは難しいと考えました。
B君のお母さんは、登下校を付き添うようになり、B君を監視するような生活になりました。
我が子を疑わなければならない、苦しい生活だったと思います。

次第に、学校のみんなもB君のお母さんを認識し、仲良くなりました。
B君のお母さんが学校に行くと、周りに人だかりができるほどだったそうです。
学校も、B君の親をモンペ扱いした事を改め、普通に接するようになりました。

ある時、E子ちゃんという、A子と同じクラスの女の子が、B君のお母さんに話しかけてきました。
E子ちゃんは、お調子者というイメージの活発な子だそうですが、B君のお母さんに話しかけてくる様子は、お調子者とは程遠い、内気でモジモジしていたそうです。

E子ちゃんは、A子とB君の話をしてくれました。
B君のお母さんは雰囲気を察し、先生に相談。
放課後、先生とB君のお母さん、E子ちゃんのお母さんが集まって、改めて話を聞きました。

続きます。
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いじめ 3

2022年05月05日 | 経営以外の話
学校側は、C君からの加害は無い事を丁寧に説明するも、B君の親は納得しません。
その内、C君が周囲から「いじめをしている」と噂を立てられ、C君も学校を休むようになります。
すると、B君は楽しそうに学校へ行くようになり、B君の親は「やっぱり」と思ったそうです。

しばらくして、B君からA子の話が頻繁に出てくるようになりました。
ただ、いじめという事は無く、A子が折り鶴をくれたとか、キレイな石をくれたというような、微笑ましい話だったのです。
どうやら、A子はB君の姉のように接してくれたようなのです。
A子は先生からの評判も良い子だったので、先日のイタズラは気の迷いだったのだろうと、B君の親はホッとしたそうです。

3学期になり、C君は学校に来るようになったら、またB君がC君からの加害を訴えるようになりました。
B君の親は学校に相談しましたが、どう考えても、C君との接点が無いのです。
そこで、B君の親に対し「校内で観察してはどうか?」と打診し、B君の親も同意。
できるだけ時間を見つけ、校内で見張るように観察したのです。
が、やはりC君からの加害は無く、学校が言うように接点すら見つからなかったのです。

B君の親は、学校に謝罪し、我が子の知的問題だと落胆しました。
虚言なのか、空想なのか、理解できないが、C君を傷つけたのは事実。
学校を介し、C君に謝罪しました。
(その後、親御さんとも話をして、一応の和解が成立しました)

続きます。
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