脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

仕事の責任

2022年05月30日 | 三代目は見た
認知症の症状で「家族や他人を泥棒扱いする」というものがありますよね。
認知症に詳しく無くても、この症状くらいは知っていると思います。

で、ある介護事業所の話ですが、スタッフの一人が「泥棒扱いされたから行きたくない」と訴え、作業を拒否したそうです。
いや「行きたくない」は理解できますよ。辛いですからね。
が「拒否」はオカシイ。そういう仕事なんですよ。

事業所としては、慢性的な人員不足なので、「じゃ、辞めてくれ」と言えず、比較的軽度な相手を担当させたそうです。
が、今度は「不衛生で気持ち悪いから行きたくない」と。
腐った食品が放置されていて、虫が湧いていたそうです。
で「拒否」です。

なんで介護の仕事に就いたのか?
「介護がやりたくて」で無い事は間違いないですけど、就いたからには責任が生まれますよ。
その責任が果たせないから「やりたくない仕事」に就かざるを得ないのでは?

結局、「ほかのスタッフからイジメられた」と訴えて辞めたのです。
イジメた事実は無く、そのスタッフのしわ寄せがみんなに及んだので「冷たかった」だけ。

仕事では、報酬が得られます。
役割に見合う、見合わないという不平、不満はあると思いますが、報酬を得る以上、責任は発生します。
「こんな辛い仕事なのに、これっぽっちしか給料が無い」という意見もあると思いますが、残念ながら、「仕事の対価」としては適正なんです。
嫌なら辞める、選択の自由があるからです。

・・・・・この「(元)スタッフ」、こどもの同級生の母親だと知ったのは、昨日の話です。
コメント
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