冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

「華岡青洲の妻」のエキストラに。

2005年01月19日 20時44分46秒 | Weblog
いよいよ21日(金)NHK新春時代劇「華岡青洲の妻」が始まります。
昨年11月にエキストラ(村人の役)で出演しました。
全6話のうち、何話になるのか分かりませんが楽しみです。(多分第1話目?)
当時の模様を「今日は風曜日」より再録します。



   『NHK新春時代劇「華岡青洲の妻」の町人役で出演です。
    エキストラの役は庄屋、村役、町人、百姓など男女30人ほどが、明日香にある
    研究宿泊施設「祝戸荘」に集められ、そこの2階大広間が臨時衣装合わせと、
    メーク室になっていた。

    町人の着物を衣装さん2人がかりで着せ替えてもらい、そのあとカツラを付ける
    ために、髪の毛を肌色の布で二重三重にも押さえこんで、ズラ(丁髷)を選んで
    頭にのせる。額とヅラの境目を分からないようにドーランで叩き延ばしたあと、
    顔メークをしていちょう出来上がり。気分はしっかり役者。
    人が密かにもっている変身願望の気持ちも理解できた。
    鏡に映ったひとりの老町人の顔に思わずニンマリする。

    衣装着付けと、時代劇なので各自のヅラを合わせてのちメークなどで、ひとり
    あたり30分ほどかかったので、9時過ぎに入り全員が終ったのが昼前だった。
    食堂でロケ弁をたべ、ようやく撮影現場に移ったのは昼1時だった。

    撮影場所は明日香村・栢森にある古民家西岡邸でした。
    このお家は「たそがれ清兵衛」などの日本映画界を支える美術監督である
    西岡義信さんの生家とのこと。
    場面は加恵の祖父の葬儀で村人がお弔いに訪れるシーンで十数カットばかり
    撮影されました。私たちはそのうち数カットのみでしたが半日かかりました。

    ロケではTVドラマ「夏子の酒」でフアンになった和久井映見さんや、スーちゃん
    こと田中好子さんが一緒でした。やはり着物姿の女優さんは綺麗でした。
    撮影が終って私がズラをはずしている時に、隣の椅子に和久井さんがズラを
    はずしにきたので、思わずミーハー気分になりました。

    ハイビジョン撮影のため通常より機材が多いのにはビックリしました。
    狭い庭や屋敷は戦場のようで、裏方さんの大変さをあらためて痛感しました。
    制作に関わるたくさんの裏方さんの苦労を知る事が出来たので、今後ドラマや
    映画を観る時には、少しは見方が変わることになるでしょう。

    来春放映された時は、私の出演しているシーンは瞬きをしている間に終って
    いることでしょうが、明日香の里での秋のひとときは忘れられない1日です。』

まあDVD録画をスタンバイさせて、楽しむことにします。
NHK金曜時代劇
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