民俗公園の菜の花畑
花アルトキハ花に酔イ 風アルトキハ風ニ酔ウ 榊莫山
いつまでも風邪をひきずり、元気がでないままブログ更新も出来ずに、
皆さんにご心配をおかけしてすみませんでした。
ブログをしない分時間もあり、読書とTVドラマを見ていました。
今週読んだ本は三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」、荻原浩「明日の記憶」、
川島誠「800」TWO LAP RUNNERS です。
「明日の記憶」若年性アルツハイマーの物語です。
物語は、広告代理店に勤め、仕事も家庭も順風満帆だった中年男性が突然、
若年性アルツハイマー病に襲われ、人生のすべてが一変していく。
人間の尊厳が徐々に失われていく過程を描かれていて、読むほどに辛くて落ち
込んでいきました。この本は山本周五郎賞を受賞し、3年前の本屋大賞では
「夜のピクニック」に続いて2位に選ばれた作品です。
TVドラマは4夜連続で佐藤多佳子原作の「一瞬の風になれ」を放送している
ので見終わりましたが、残念ながら小説を読んだ時の感動は少しも伝わらず
平凡なドラマになっていた。
その反対に、「鹿男あおによし」はドラマの方が原作以上によく作られいる。
とにかくテンポよく、場面切り替えや、喋る鹿がリアルな感じで作られている
ので違和感なしでドラマに溶け込める。
鹿男を演じる玉木宏は回が進むごとに、鹿に似てくると感じるのは私だけで
しょうか。玉木宏が二枚目半の演技で好演している。
個人的には多部未華子がいいですね。「すみれの花の咲く頃」を見たときから
ファンになっていただけに、今回女子高生役で再び登場しきっちんと演じて
いるので、後半ますます楽しみです。
積水ハウスや南アルプス天然水のCMでも頑張っているので応援しています。