岩屋寺付近の紅葉。2年前に植樹したモミジも小さいながら紅葉していた。
今日早朝より矢田寺へんろ道の笹刈り作業に行ってきました。
矢田へんろ道のメンバー8人で、今年最後のへんろ道作業でした。
今回は山下会長のご尽力で、補助金も下りその費用で、チエンソー、草刈機、
長尺鎌、腰鉈等、会の備品として購入出来、少人数でも能率よい作業ができた。
今日の作業は雲辺寺から観音寺あたりのへんろ道に、高く生茂った笹の伐採。
チエンソーで刈っていくのですが、笹が結構伸びていて上部では絡み合って
引張り出すのが力仕事でした。
それでも時間をかけて片付けると、少しずつ道が広がっていきます。
道が広がると、次は斜面にかかります。滑りやすい傾斜地での作業も大変です。
2時間後、ご覧のように笹薮をとっぱらったので、へんろ道がすっきりし、
風の通り道、日当たりも確保でき、なかなか素敵な空間が出来上がりました。
69番神恵院から70番本山寺のへんろ道へも快適な歩きができます。
その後、岩屋寺の上の竹伐採地へ場所を移動する。
3年がかりで矢田寺地蔵講の皆さんと、一緒に切倒し作業をした場所です。
腐敗さすために放置していた竹筒や竹枝を移動さして、新しい通り道を作る。
それらの上にはノイバラが覆いかぶさり移動するだけでも、痛い作業でした。
八坂寺に下る道筋の整備も終わり今日の作業は終了しました。
2年前に植樹したモミジも小さいながら紅葉し、へんろ道を彩っていた。
モミジを植林したこの辺一帯は、10年後にはきっと矢田寺のモミジ谷として
きっと脚光を浴びることでしょう。そうなれば我々の努力も報われます。
皆さん満足げに片付け作業をし、綺麗になった場所を振り返っています。
3年ほどかけて竹林や、倒木、雑木の伐採作業をしたので、光や風が通りだし
ずいぶん明るくなった矢田寺へんろ道です。
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作業後、メンバーの一人で今日チエンソーで活躍された「大久ら」のご主人の
お店で、美味しいふろふきダイコンを皆にご馳走していただきました。
奥様が時間をかけて煮込み、特製のミソダレを作られたふろふきダイゴンは
柔らかくとても身体が温まりました。ご馳走さまでした。
皆様もぜひ一度、矢田寺へんろ道をゆっくり歩きにきてください。