ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

冬虫夏草

2009年08月26日 | 巡礼者の記帳
久しぶりに登場の元船長殿は、以前にも増して事業展開のタネを、手品師のように、さまざま数え上げるところがあいかわらず怪しい手品師のようである。が一粒の麦もし撒かずばという言葉もある。
それらの事業テーマに、傍らに座る同伴の溶接工場王の表情が、いまひとつ冴えないような気がするが、これまでも、欲は無く決していからず、見返りを期待していなかった人生なのでと申されながら、あいかわらずびっしり書き込まれた手帳をちょっと当方がのぞくと、いよいよ真剣な表情で視線を斜に飛ばしながら一行アンダーラインが引かれた。
山の上でアワビの養殖はひとまず置くとして、冬虫夏草の金魚鉢による栽培などは、成功すればマンション住まいでも爆発的に流行して、京都の花札会社と並ばないともかぎらない。
スタン・ゲッツのディア・オールド・ストックホルムを聴きながら、差し出された写真のうちの一枚に、ツクシのようなものが成長しているのをしばらくながめ、ジャズの気分を楽しんだ。






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