ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

野鳥

2013年06月06日 | 諸子百家
昔、お世話になっていた寮で彼はブランデーを手に、ガモフやアシモフやマルコムXを社会に出てまもない当方に話してくれたが、ひとはみな、こころに宇宙を持っている。
ガモフ氏とは天文物理学者で、我々が暮している宇宙に年齢が有り原子背景放射の色温度を測れば過去と未来の寿命がわかると言ったような気がするが、またアシモフ氏とは科学者兼小説家でロボット工学の先駆者。マルコムX氏は黒人公民権運動家で「ニーチェ、カント、ショーペンハウアー全て読んだがどうも彼らは、さして重要でない議論に無駄をしている」と言った。
では、一足飛びにフェーズが移動し、当方の母屋の庭や二階から観察する野鳥世界は、黒沢橋と新国道橋の一角に納まって季節のうつろいを見せている。
ここで観察した移動物体を、13枚の組写真にしてみたのである。
子供の時、太陽を我慢して一分間肉眼で見ると、光球が七色に変色していた。
飛行機雲はマイルド煙草の広告がやはり優れている。
白鳥は列になってシベリアから飛んで来るらしいが、最近疫病が言われ息を止めて上空を見る。
モズは肉食で獲物を木の刺に射し貯蔵する、メスのみが抱卵する。
ピーヒョロヒョロと鳴くトビは、高空を円を描いているが人間のアブラゲを攫うこともあるという。
ハヤブサは小鳥を狙う肉食で、空の一点に止まっている。急降下の時速は380キロを出す。
ヤマドリは柿本人麻呂の歌に「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」とある。
オナガはカラスの仲間で集団行動し、鳴き声も多彩。
ヘリコプタは滑走路がいらない。ドイツ人が飛行体を実現し、アメリカに亡命したロシア人シコルスキー博士が実用化した。
ツバメはカラスを避けて民家に巣を造る?
ヒヨドリは人に馴れツバキの蜜や青虫などを食べる。まれに集団になると農作物を荒らす。
カラスは、手強い。
ヒバリは、大伴家持が万葉集に『うらうらに照れる春日に雲雀上がり心悲しも独りし思へば』と詠んだ。
オニヤンマは、あのスズメバチを捕まえて食事する。
ウグイスはオスが啼いて縄張りを守り、メスがヒナを育てる。
カモは集団で水辺に生活しているわけがある。
セキレイは尾羽根を上下にゆらし、クモや昆虫を食する。
ホトトギスは目の周りに黄色の輪をもち、トッキョキヨカキョクと啼く。平安時代、夜に厠に行くと闇に鳴き声がして怪しまれた。
スズメは、子供の時、庭に米を撒いて籠をかぶせ捕まえたが、捕まえたあとが面倒だ。
ツグミは口をつぐんでいるが、野生姿に見栄えが有る。
シジュウカラは黒い帽子を被って庭に立ち入ってくる。
カケスは雑食で周囲の擬音を真似て啼くこともある器用な鳥。
雁は月の夜に鉤形の隊列で飛び、伊豆沼でも見るが禁猟。
キジは付近の河川敷に住み、繁殖期にかん高い鳴き声がよく聴こえる。
ヤマバトはデデッポッポと啼いて、羽根がきれい。
アオバズクは夜行性の敏捷な猛禽。遠くの森でホーホーと鳴き声がする。
これらの観察に双眼鏡はニコンの12X36を使い、手持ちで視界がグラグラする限界。
ほかに野生の熊も早朝に山から磐井川を降りてきた噂があったが、それを見たときは危ない。
タンノイは良い音であるが、このようなものが周囲に生息している。
蝶鳥の 浮つき立つや 花の雲




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