髙尾山、髙橋屋

最近、何を思ったか娘が車の運転練習を始めましてね。半月ほど前、数年ぶりだという娘の運転に付き合って、三浦半島を一周してきました。ハンドル切る感覚とか車線の中央を走る感覚があまりないので、自分が運転するより神経質になりました。駐車については、松輪の郵便局の駐車場で小一時間ほど練習して、時間は掛かりますけどバックでの駐車がなんとかできるようになりました。

で、先日の土曜日のことですけど、娘の練習のため、家内と3人でドライブに行ってきました。山梨あたりの温泉行って帰ってくるという予定だったんですけど、例によって出発できたのは正午ごろ。海沿いの国道も東名下りも渋滞してます。それでちょっと遠回りですけど、首都高から中央道を下りましょう。

出発から娘が運転して、幸浦から首都高。湾岸線をずっと走って大井PAで休憩。ここでもう運転疲れたって。まあここから先は、どのルート通っても運転難しいので、中央道入るまで僕が運転します。中央環状の長いトンネル通って西新宿JCTから4号新宿線。高井戸からそのまま中央道を下ります。石川PAで運転変わろうと思ったんですけど、｢もう今日は運転いい｣だって。

既に時間は15時頃。山梨まではちょっと無理ですね。それで八王子JCTから圏央道内回りに入ってすぐの高尾山ICで高速を降りました。｢高尾で蕎麦でも食べていこうか。高尾で美味しい蕎麦屋探して｣とふたりに云って、家内が見つけたお店がここ、髙橋屋。


お店は高尾山散策帰りのハイカーでけっこう混んでましたね。テーブル席は満席で、小あがりの座敷に案内されて着席。さあ、何食べましょうか。僕はやはりこれ、つけとろろです。家内は天ぷらせいろ、娘はあたたかい鴨ねぎ蕎麦を注文。


三人分同時に登場。とろろ、美味そうじゃないですか。トンブリも入ってます。


とろろ小鉢にだし汁入れて、蕎麦を啜ります。ん～ん、蕎麦の風味と、とろろの旨味が最高ですね！美味しいです。


よほどお腹が空いてたのか、娘は僕より早く蕎麦を食べ終え、アイスクリーム探しに先にお店を出ました。家内の天ぷらは、どうも揚げたてではなかったようで、ちょっとご不満の様子。でも、蕎麦は美味しかった。手打じゃないかもしれません。少なくとも蕎麦切りは機械ですね。でもまあ、満足です。ごちそうさまでした。

食後はドライブを続けましょう。高尾からは甲州街道を下って、上野原から国道を離れて北上。東京都檜原村を通って秋川渓谷の温泉施設にやってきました。何と、休業だって！　ここ、公共施設なので緊急事態宣言中は休業です。って、警備してたオジサンが云ってました。これには参った。


既に時間は17時半を過ぎてるので、東京都を脱出して蔓防の神奈川県に戻っても、温泉施設は20時まで。とりあえず、茅ヶ崎の竜泉寺の湯に向かいましょうか。あきる野ICから圏央道内回り使って、茅ヶ崎についたのは19時ちょっと前。なんとか竜泉寺の湯に間に合いました。


さっぱりして、あとは帰るだけ。娘に｢ここから運転してく？｣というと｢うん｣と云います。それで海岸でたところのスタンドで給油練習。それから国道134号線を東へ向かいます。

給油の15分後、事件発生！　なんとお釜を掘られました。前を行く左折車が横断歩道上の歩行者のため、本線上で一時停止。娘はその後ろに停車。すると後続車がぶつかってきました。これには驚いた。その時の衝撃と音は今でも鮮明に覚えてます。後続車の運転手はかなり高齢で、脇見してたって。すぐに警察と救急車呼んで、警察の到着は10分後に近所の交番のおまわりさん到着。その5分後に救急車到着。家内と娘は救急車に任せ、僕は事故対応。

警察官曰く、交通課の到着が相当遅れるとのこと。その交通課がやってきたとき、事故発生から2時間近く経ってました。現場検証が終わったのは23時すぎ。それから加害者と交通課のお巡りさんとで、家内と娘が行った病院へ行って、そこで事情聴取。当事者は運転してた娘ですもんね。

念のため僕も診断とレントゲン受けて、3人とも頸椎捻挫。家内はちょっと辛いみたい。まあ、後席でしたもんね。解放されたのは日付の変わった0時半。加害者は、まあ普通の方で、加えてお金持ってて良かった。僕たち3人分の診断費用は20万円ほど掛かったそうです。

翌日車をディーラーに持ってって、今は代車です。しかし、災難にあったものです。特に娘は運転してたんで、相当ショックだったみたい。｢もう運転しない｣なんて云わなきゃいいんですけど。家内も、その後不調を訴えてないので、まあ良かった。しかし、車、ちゃんと元に戻るかな？後遺症がなければいいんですけど。