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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

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2012-05-13 15:32:50 | よしなしごと
 5月はおでかけ続き。
 9日は外科で脂肪の塊の摘出手術。
 うずらの玉子ほどの物を取り出す。
 血みどろだ。
 手術の後、病院のすぐ近くの加納城址に立ち寄る。
 子供の頃の遊び場だった。
 いまは新緑真っ盛り。
 中高年や子連れママがお散歩。

 
    ツブラジイの見事な新「緑?」

 そこからかつての大手口の方へ出ると私が出た小学校がある。
 と言っても疎開先から帰ってきたのが5年生の三学期だから、そこに在籍したのは一年と少しだ。

   
                     こんな校章だったかな?

 10日は名古屋。
 同人誌関連の会合の後、北斎展へ。
 会場を間違えて慌てて引き返し、先ほど別れた人達と出会ってしまう。
 見つかってしまって恥ずかしかった。

 
      名古屋真ん中大噴水            北斎展を見終えて

 北斎はお馴染みの富獄系統のものもだが、その他に結構繊細なものもあって、例の『伊勢物語』の「芥川」のくだりを描いたものなど思わず欲しくなるほど優雅で美しい。
 「やわやわと重みがかかる芥川」という古川柳を思い出した。

 今池へ飛んで映画『ル・アーヴルの靴みがき』を観る。
 フィンランドの巨匠・アキ・カウリスマキの作品だ。
 彼の映画の登場人物はあまり芝居をしない。
 ただ淡々としてそこにいる。
 しかしそこには確実にドラマが紡ぎ出される。
 今回のものはやや甘いかなと思われるハッピーエンドだが、まあ、この人のものは先が見えても実に面白いからいいだろう。

 ちょっと飲んであまり遅くならないうちに帰る。

       

   

 11日は高校時代の同級生たちと会う。
 途中で金神社のナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)を観る。
 やはりこの樹は、ある程度樹齢を経ないと雪が降ったような花はつかない。
 そのうちのひとりが所属する写真クラブの発表会に出展しているのでそれを観る。
 ついでに隣で開催していたモノクロのミャンマーを取材した展示も観る。
 あとは懇談、というか飲み会。
 日立や東邦ガス出身がいて、原発問題やエネルギー政策について話が弾む。 

       
              農協のたけのこ 2本で250円

 12日は手術後の途中経過を見せに病院へ。
 農協で買い物。
 とあるスーパーで、ワインの2割引というのをやっていたので、いつも飲むクラスよりやや上のものを三本買って帰る。
 前日からいじり始めたiPod nano が楽しい。
 音楽を持ち歩くというのが実感だ。
 わずか4センチ四方のなかに、なんであんないい音が詰まるんだろう。
 今は、スメタナの弦楽四重奏曲を聴きながら書いている。
 当分この玩具で遊べそうだ。

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                   全国的に母の日

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2 コメント

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Unknown (六文錢)
2012-05-18 15:52:09
 カウリスマキ、いつも人間を見る眼差しが暖かくていいですね。
 奥さん役の女優さん、カウリスマキの映画によく出てくる人ですが、今回のものでもあまりセリフはないにもかかわらず、どこか存在感がある人だと思いました。
返信する
Unknown (さんこ)
2012-05-14 17:25:26
カウリスマキは、おばママもすきなかんとくなので、先日見てきて、「うーん、久しぶりに心ほのぼの」と言っていましたよ。

貧乏な暮らしをしている人たちが、みんな良い人で、

最後のシーンで、花盛りの痩せた桜が出てくるので、
彼も親日派だなと思ったそうです。
返信する

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