配信 「眞子さま結婚で女性論客座談会」によると、「日本人は小室圭さんが大好き」で、「もういい加減、祝福しましょうよ」。そう声を揃えるのが倉田真由美氏(漫画家)、三浦瑠麗氏(国際政治学者)、山口真由氏(NY州弁護士)。女性論客3人による座談会を開催した。(全3回の第2回)
山口:小室さんは男性版のシンデレラストーリーじゃないですか。でも逆玉の輿だとこんなに批判されるんですね。
三浦:金銭トラブルは別ですが、お母さんが町の洋菓子屋さんで働いていることは本来美談なのに、「プリンセスの婿の母親として恥ずかしい」という感じでとらえられる。
倉田:分相応にしなさいよ、みたいな発想は反吐が出るほど嫌い。そういうのを聞く度に、二人を応援したい気持ちでいっぱいになる。
三浦:小室母子にみられる上昇志向がみんなのイライラに刺さるのかな。
倉田:それでも日本人は小室圭さんが大好きだからね。あまりにスター過ぎて、普通に日本では暮らせないほど(笑)。
(中略)
山口:それで言えば、米国の司法試験を受けて、現地の法律事務所に職を得た小室さんの挑戦自体は評価すべき。彼の就職はコネではない。
余りにひどい議論、いや単なるおべっか感想戦に、読むのが恥ずかしくなるほどです。国民の批判は、「逆玉の輿」 だとか 「洋菓子屋で働いているのは恥ずかしいこと」 とか、「分相応にしろ」 とか、まったく言っていません。「日本人が小室を大好き」 などいったいどこから出てきた情報なのか。眞子さまお一人以外はほとんどの人が嫌いでしょう。山口氏は、米国の司法試験を受けて 「就職したのはコネでない」 とどうして断言できるのか、ちっとも分かりません。おそらく、何らかの働きかけや内親王の婚約者へのソンタクが働いたと推定できます。
そもそも受験資格を得るためにフォーダム大に無資格で入学したらしいこと、JDコースを卒業したかどうか不明という現状、その間の奨学金や生活費についての不透明感、といったもろもろの疑惑があります。もはや、小室母の元婚約者との金銭関係など小さな問題にすぎなくなり、小室本人の所行の方が大問題になっているのです。JDコース不卒業疑惑はこの座談会記事が掲載された10月5日より2週間以上前に出ていますから、山口氏はまったく情報不足で、コネでないという根拠も分かりませんから、不誠実といっても良いくらいです。テレビコメンテーターでもあるのになんともお粗末ですね。
全体として、この座談会は宮内庁の働きかけで世論操作のために仕組まれたものと感じられます。しかし論議が国民の意識とあまりにズレているので、結婚賛成の世論作りにはむしろ逆効果でしょう。
そして、10月1日の複雑性PTSD発表以来こうした結婚賛成論がにぎやかになっていますが、このご結婚に賛成することは、皇室が一般庶民と同じ自由を持つことを認めるということです。それは必然的に天皇・皇室制度の根本を掘り崩すことになっていきます。賛成派はそういう自覚があるでしょうか。むしろ天皇制を支持する保守的な人たちほど、この結婚に反対しているようです。KKが貧しくとも誠実な人柄の方であれば、こんなに反対論は起こりません。黒田さんのときには、しがない公務員で団地暮らしでしたが、こんな批判はありませんでした。問題はKK本人にあるのに、賛成論者は皆それを避け、この頃は母の金銭問題だけに問題を矮小化しようとしています。
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