配信 「岸田内閣も学術会議会員任命せず」 によると、松野博一官房長官は7日の記者会見で、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命拒否問題で、岸田内閣として新たに任命する考えがないとの認識を示した。「任命権者である(当時の)菅義偉首相が最終判断したことから、一連の手続きは終了したものと考えている」と述べた。学術会議の梶田隆章会長が9月30日の会見で「新しい総理がどなたでも、6人が任命されるよう努力したい。機会があれば、ぜひ直接お会いして話したい」と述べていた。
とのことです。新総理が新たに任命して何の不都合がありますか? 岸田氏が安倍・スガ政権の遺産をどうするのか、もっとも分かりやすい事案でしたが、そのまま継承するということです。しかも理由は「手続きが終了している」というそっけないものです。説明なし体質はまったく何の改善も変化も見られません。
分配重視の「新資本主義」というスローガンは良いのですが中身がなく、格差拡大の原因である利子・配当所得の課税強化も考えず、言葉ばかりのきれいごとで実態は安倍・スガの継承です。刮目して見るほどの人物ではありませんでした。
新内閣の支持率のご祝儀があるうちにと、予定を繰り上げて解散総選挙を決めましたが、まったくの党利党略なのはいつもの自民党そのもの。いよいよ闘志が湧いてきました。自民党にお灸を据えなければいつまでもしたい放題・説明無視の政治が続きます。変えましょう、こんなニッポンを。
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