クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

突然、曙光がミカンの木から

2024年08月14日 | ブログ

私は庭で3本の柑橘類を育てています。現在でのその育ち具合は、小・中・大とハッキリと分かれていますが、それらは何れも過去に食べたものの種を試しに埋めたもので、その時期(年)はそれぞれに異なります。小が一番早く、もう10年は経ったかも知れません。ただ、なのにその丈は50cmほどにしかなっていません。小のものは多くの種を埋めましたが芽を出したのは数本で、しかもそれらは次々に枯れて無くなってしまい、現在残る1本もその内に消えてなくなるだろう、と100%私は諦めていました。しかし、厳寒や酷暑にも耐え続けて残ってきたのです。そして今年、突然、新芽が生まれました。それから数ヶ月後の昨夕、庭への水遣りの折、視線を送りますと白いものが11個その枝についていました。私は眼鏡を掛けていませんでしたので何かの昆虫が卵を産んだものと思い、水遣り終了後にピンセットを持って再びその1本に向かいました。目を近づけてみますとそれは何と、蕾でした。意外や意外、奇蹟にも近い現象に驚きと感激に包まれました。大の木は3本の内で最も新しく種を埋めたものですが、成長が早く私よりも丈が高くなっていますので、それには毎年、結実を期待しているのですが未だ、花を観たことはありませんのに。柑橘類の種類は、小は多分、皮ごと食べる金柑、あと2種はミカンのアオシマだったと思います。今朝は早くから、小に覆い被さっていた桑の枝の除去や周辺の草取りをして環境を整えてやりました。今後の推移が楽しみになってきました。腰のことで鬱陶しい毎日が続く中、このことは細やかでも大きな意味を持ち、曙光が射したのです。