クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

幸運第5回目と6回目「長崎くんち」本番 撮影行5日目

2016年10月14日 | 歳時記
朝5時起床、6時には出発しました。宿は妻の叔父さんのご自宅です。朝、雲があり少しの心配はありました。目指す場所は徒歩で約10分ほどの近さでした。もう数年も前から「くんち」へのご案内を戴いていました。叔父さんは地元の方ですし若い頃は祭りに関わっておられたこともあり、日本の祭りは徳島阿波おどりだけではないよ、との誇りを持っておられるようでした。有料の桟敷券を確保して戴いていました。桟敷はマス席で一応、4名用ですが大人だけなら狭い感じです。私達は叔父さんの娘さん(妻の従妹)との3人でしたのでゆとりがあり撮影には何の不都合もありませんでした。階段状に設けられた桟敷の略、中段ほど位置に私達の席が在りました。踊りは神事であることから席では約3時間、脱帽が求められました。踊りの内容で主となるものは極めて男性的で従事しておられるのは屈強の若い男性群でした。山車を引っ張ったり、押したり、回転させたり、更には参道階段を数段ずり下ろして又、引き上げる、という迫力に充ち満ちたものが数回繰り返されました。しかし、にも拘わらずその勇ましさからは考えられない実に品格を感じさせるものがありました。其処に規律が伴っていたからではないか、と推量します。やはり、神事の持つ気高さでしょう。撮影中、レンズを向けた踊馬場との直線上に座高が高い女性が1人、シャッターチャンスの時に立ち上がってスマホで撮影される女性が1人おられ私は最後まで相当の忍耐を強いられました。祭りが進行する内に天気は快晴となりました。結果的には期間中、この日のみ天気に恵まれていたのです。これは私にとっては第5回目の幸運でした。桟敷が終わってから街中の数カ所での演舞撮影に案内してくださいました。そして最後に再び同神社へ戻り撮影に当たりましたが、神輿を担がれる人達に拍手をする時、不用意にもカメラを落としてしまいました。下は石畳、ゴン、という鈍い音を発しました。妻も従妹の方もその音を聞いてられ更に、見知らぬ男性からも「良いカメラ、大丈夫ですか」と訊かれました。カメラよりも撮影済のカットがどうなるか、が心配でした。お世話になっている家に戻ってから通常使用する各種の機能を点検しましたが、問題はなさそうでした。これが6回目の幸運です。その後も撮影はちゃんと出来ています。


明日の秋分の日に備えて

2016年09月21日 | 歳時記
台風16号接近により見合わせていた墓掃除を先ほど済ませました。春分の日、お盆、秋分の日それに迎春に向けての計4回、毎年恒例の作業です。中でもお盆と秋分の日に対するそれではポンポングサが生い茂っておりかなりの手間が要ります。それでも以前と比べれば格段に軽減しましたので負担感は殆ど無くなりました。墓改造前は墓石の至る所の隙間からポンポングサが成長して、地下に設けてあった納骨部屋は100%とも云えるような湿度で天井から根っこが夥しい量垂れ下がっていました。今思い出しても気味悪い感じです。言わば水耕栽培している状態でした。今年は父の50回忌にあたります。亡くなった朝の父、母と私の状況がはっきりと思い出されます。日常、屡々、起きていた胸の痛みがその朝は治まらずにいました。母は医師を呼びましたが私はその病気に対する理解が出来ておらずいつもの通り出勤しようとしていました。母がそれを止めました。

スイフヨウからの催促

2016年09月17日 | 歳時記
スイフヨウについては折々にブログに書いてきましたし、加えて今年のスイフヨウは昨年までとどうも様子が違いますので改めて採り上げる気持ちにはなりませんでした。しかし、我が家のシンボル的存在であることから掲載を決めました。花がそれを催促していたのかも知れません。厳しい自然環境の中、私達の為に懸命に花を咲かせてくれているのも確かです。なお、昨日は、過去2度、スイフヨウを観に立ち寄られた熊本市内居住の男性3人がまた、来られました。往路で白い花の時を携帯で撮られたそうです。復路我が家に立ち寄られたのは午後3時頃でしたので、朱に染まった花を撮影されました。木を視ると今朝開花確実な蕾が在りましたのでそれぞれに蕾が付いた枝3本を切り取って差し上げました。かなり強い関心を持っておられますので今日は1日中、退屈されないでしょう。ついでに我が家用にも同様蕾のもの1本を切り取り、応接台上に置きましたが今、大きな花が姿を見せています。この記事掲載分は一昨日撮影のものです。
       
7時21分 12時41分 13時34分 14時38分 16時12分

気温の低下による期待

2016年08月28日 | 歳時記
今朝は曇っていて少しの蒸し暑さはありますが、それでも昨日までの猛暑と比べれば気温に格段の変化があります。風がありませんので清々しさはありませんが、過ごしやすくはなっています。この気温の低下はもしかするとスイフヨウに良い影響をもたらすかもしれません。今年は今のところ、花の数が極端に少なくその大きさも小さいのです。例年、毎朝、カーテンを開けたときに目に飛び込む無数に開花した直径15cmもある真っ白の花の様子が瞼に焼き付いています。今年は近くの保育園からは咲き終わった花を譲ってほしい、と頼まれていますし(保育で使用されるようです)、先日一度来訪された熊本市内居住の男性3名も昨日再度、来られたようですが、何れの場合もその期待に応えられずにいます。そういう中で昨日、月参りの為お出で戴いた住職さんには仏壇に供えていた例年よりも2まわりくらい小さめのスイフヨウの花1輪を贈呈しました。10枚以上も付いていたでしょうか、大きな葉も全てピンと張り花の魅力を引き立てていました。各葉の付き方も申し分なかったようです。(このへんのことは妻の作業でした。)

天然センサーの灯明

2016年08月01日 | 歳時記
我が家の仏壇には上から吊り下げた丸いもの2個と棚上に置いた灯籠型のもの2個の灯明があり、1個のスイッチでそれら全てが点灯、消灯出来るように配線しています。概ね、正常に作動していますが偶に、後者は点灯しないことがあります。ところが、その灯明の場所に手を近づけると点灯します。現物に触れなくてもです。微かな、実に微かな空気の振動がその状態を作るのだ、と思います。センサーなど組み込まれていない単純な構造の作り物です。昔、ラジオなど叩けば働き出すという現象はよく経験しましたが、この灯明の件はその極みです。

もう1つの不思議
トイレの手洗い用水道です。設置当初はレバーを押し下げるとかなり長い時間、水が出ていました。あまりその時間が長いので来客の方が使用される時のことを考えてその場所にメモを添えました。しかし、何時の頃からかレバーを押した瞬間だけの水の出に変わりました。ところがその後、元の長さにまでは復帰しませんが手洗いに十分な量が出るように変わりました。おそらく此処にもセンサーは使われていないと思います。どのような理由でこんな変化が生じるのか実に不思議です。

いろいろのこと

2016年06月01日 | 歳時記
にわかエセ保育士
 ほぼ毎日、保育園を訪れています。私に心を開いてくれる園児達が増えた様に感じます。昨日は性別を問わず、数人が私にまとわりつき、「あやとり」をせがんだり、カメラの説明を求めたり楽器演奏をしてくれたり、と暫くの間、おお忙しでした。私が園を離れる時、寂しげな表情をしていた子もいました。園としての正式な保育が始まる前の時間帯ですので子ども達の心理状態も緩やかなのでしょう。
 先の土曜日には近くの体育館で4園合同の催しがあり私が同所を訪れることは先生にも申し上げていませんでした。2階席に陣取って撮影をしましたが、昨日、保育園で数人の子どもが私がその場にいたことを知っていました。
 今日は子ども達と合奏しようとハーモニカを持参しました。先ずは責任者の方に是非をお尋ねし更に現場の保育士さんのご了解も戴きました。しかし実際に演奏に取りかかりますと子ども達のキーと私のキーが合わず断念せざるを得ませんでした。私がA調のハーモニカを持っていったためです。明日はC調を持って行きます。

ジャム作り
 桑の実のジャム作りに初挑戦しました。妻の教えを参考にしたことは申すまでもありませんが、妻が実についた枝はそのままで調理したのに対し、私は実の1個1個を点検する折にそれらを取り去りました。その作業は実に簡単で、枝を2本の指で掴んで少し、捻るだけでした。時間と砂糖とガスをかなり必要としましたが何とか美味しいものが出来上がりました。

未練の扉
 部屋に入る度に目に付く取り外したタンスの扉。あの後も数回、挑戦しましたがダメでした。しかし、一昨日、残り3枚の内の2枚の取り付けに成功しました。それも又、偶然に近いものでした。残るは大物1枚です。

アガパンサス
 最初見つけたとき僅か1本だったアガパンサスの茎が昨日は16本に増えていました。この数はこれまでにはなかった多さだと思います。

往生際甚だ悪し、4度も5度も匙を投げたのに

2016年05月23日 | 歳時記
 タンスへの扉装着、どんなに挑戦しても完了しません。タンスにキズを付けているだけです。もう止めた、と自分に言い聞かせても扉を置いている部屋へ行くと、ムラムラと・・・。装着部分の金具などを確認して挑みますがダメです。素人では困難と思える難しい作業なら最初から手は着けませんが、そうでない筈ですのでそれが私の往生際の悪さを生んでいます。

我が家のアガパンサス
 今年は1本のみなのでしょうか。昨日その存在に気づきましたが今のところ花を付ける茎が1本のみしか姿を見せていません。 

パンフレット作り
 知人の方から作成を依頼されているお寺のパンフレットの原案、第2回目ができました。あと少し、文章を追加すれば大凡、完成となります。A4版を横に使い写真25枚を盛り込んでいますが依頼者の方のご意見次第で変更の可能性もあります。

今日から保育園撮影再開です。
 我が家の地震対策の第1弾がほぼ、終了したことから中止していた写真活動が再開できます。先日は部屋内での撮影でしたが今日は屋外の保育を記録する予定です。

桑の実 初収穫

2016年05月18日 | 歳時記
 食べ頃を迎えた桑の実を収穫しました。木が小さいため実の大きさも小さく、しかも数も20個も着いていないようです。中にはまだ、未熟なものがありますので初回は写真に収めた量に留まりました。味は申し分ありませんでした。




「メッシュ友」  無題

菜の花 2景

2016年03月19日 | 歳時記


珍しく、若い頃の気分が湧いてきました。
 今回の写真集の製本が総て終了したとき、炉端にでも行って盃で日本酒を手にしたい気分になりました。心臓の関係でそれは気分に浸るだけで終わらせましたし、自宅で酒を飲むこともしませんでした。大きな目的の達成感があった証です。

春節の、ある日

2016年02月23日 | 歳時記
 現地ガイドK氏から送って戴いた写真3点です。「苗族(ミャオ族)」の方々の華やかな民族衣装(写真1)、祭りで行われた互いに顔に炭を塗り合った場面(写真2の赤矢印)と、その左側に写っているのは大きく口をひらいた手作りの蛇(じゃ)です。写真3はその蛇が運ばれているところのようです。

  写真1      2       3

欲がない妻
 ジョンレノンの頭髪が数百万円で落札されたニュースが昨日、ありました。それを聞いて私が「私の髪の毛も保存していた方が良いよ」と妻に云いました。私はずっと以前から妻に散髪してもらっていますので必ず、切った毛が手元に残るからです。妻はすかさず応えました。「自分で(墓に)持って行ってよ。」