私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カマキリつかまった!

2019-08-15 16:08:09 | バッタ・コオロギ・カマキリなどの仲間
2019年8月15日(木)

74年前のこと、日本が戦争に敗れた日。

あの日はうだるような猛暑だったらしいケド、今日は台風直撃で朝から強風と雨。
新幹線も飛行機も止まってるから、お盆の帰省など、出かけてる人たち困るだろうなあ。
働いてるとこんな時しか機会もないもんな。
雨も強くならなければいいなあ。
一昨年の西日本豪雨の被災地あたりに上陸したもんな。


さて、カマキリである。


先日の『水辺で遊び舎』での様子を知人が送ってくれた中に含まれていた。

「カマキリがずっとつかまっとるのに全然気付かんと撮影しよったで!」とのこと。


カマキリに何かの昆虫が捕まったのでもなく
カマキリが私たち誰かに捕まったのでもなく
ましてや絶滅危惧指定の魚カマキリでもなく

単に、私の背中にカマキリがつかまってた、という話。

ま、魚たちの撮影に精魂一滴、集中してたからね。
カマキリも知人の撮影も気付かんかったわ。

なお、この画像だけではオオカマキリなのかコカマキリなのかチョウセンカマキリなのかも不明なのだケド・・・

くだらない話で申し訳ござらぬ。
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ショウキハゼはおんねんっ!

2019-08-14 09:03:21 | 周縁魚
2019年8月14日(水)

大きなショウキハゼ成魚


知人が送ってくれた画像である。


1匹でいいからと、タナゴ竿・仕掛けで幾度となく釣ろうと挑みつつ
何も考えないままのかみさんにヒョイと釣られてしまった。
ショウキハゼ(釣査235種目): 我が闘いに勝機なし!

希少種だからと、データを知人にすぐ送ったところ

いや~、ついに釣ったんですねえ。
前々から狙っていたショウキハゼですもんねえ。
それを奥様が・・・
部外者にすれば痛快ですが、
私魚人さんの悔しさは相当でしょうねえ。
しかし今日は雨が降って大変ではありませんでしたか? 


という返信。
部外者にすれば痛快だとっ!
PCの向こう側で知人の頬がユルユルになっとるがっ!


しばらく時がたち、知人から

昨日、○○(私のよく行くポイント付近)でタモ網採捕を行い
大きめのショウキハゼ1個体が網に入りました。
採集時のガサガサによるためか顔面の皮がはがれていたので
持ち帰り・・・


メールとともに送られてきたのが、最初の画像なのである。

「やっぱ、アソコにもショウキハゼおんねんっ!」
何度も何年も竿を出してきたのに・・・ちっくしょ~っ!

顔面にはえぐられたばかりの傷跡がある。


ガサのときに知人が傷つけたのかもしれんな。


よしよし、私が治してあげるけんと、すぐ救急処置をほどこした。


・・・・・・役に立たんかもしれんな。


さらに後日、持ち帰ったショウキハゼを見にいかせてもらった。
知人は、緑色の薬槽に入れ、傷口の雑菌を消毒してた。


近づくと顔を向け、エサをほしがるしぐさをするやんかっ。


「クリルよく食べるよ。すぐなついたわ。やってみる?」

水面に落とす。底から一気にバクッ!

横向きになった顔面に、傷跡はほぼほぼなくなっていた。


きっと私の貼ったばんそうこうが効いたんやでっ!


あ~あ、かみさんといい、知人といい、私の周りは矢継ぎ早にショウキハゼを手にしたのにな。

私にとって「やっぱりショウキハゼはおんねんっ!(怨念)」なのかもしれんな。
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ツチガエル(釣査239種目)の生き残り戦略!

2019-08-13 08:29:06 | 爬虫類・両生類
2019年8月13日(火)

ツチガエルもタナゴ竿で釣った。



8月9日、水辺で遊び舎(仮称)のすき間時間にトノサマガエルとともに。

釣ろうとして気付いたことがある。
あくまで私の考えにすぎないケド。

白い脱脂綿を虫が飛んでるように操ると
トノサマガエルは飛びつくのに対し、ツチガエルは顔の近くで止まったときにだけパクッ!
跳躍力はトノサマよりも弱いのかもしれない。
あるいは地面を這う虫を主に食べてるのかもしれない。


トノサマガエルは脱脂綿をくわえたまま釣れるのに対し、ツチガエルはポトンッ!
アゴの力(くわえる力)がトノサマよりも弱いのかもしれない。
あるいは異物を吐き出すまでの反応が速いのかもしれない。

ま、ひっかけるハリがない安全釣りだから、どっちのカエルもどのみちポトンッと落ちるのに変わりはないケド。
バケツの中にうまく落とすのに手間どった。


「お~っ! この体表面のイボイボ! 昔、イボガエルと呼んでたなあ」
なんせ半世紀ぶりのカエル釣りだもんな。
「触るとイボができるなんて、しばらく信じとったよなあ」
もちろん間違った伝聞にすぎない。
特有の臭いを出すケド、特に毒でもないしイボもできない。

「お~っ! 思い出したっ! おやすみゴッコができたんや!」
裏返して、そっと腹をなでる。
まるで眠ってるかのごとくじっと動かなくなるのである。


腹にマダラの点々があるのでツチガエルだよね?
もっと低地の人里にすむヌマガエルなら腹には模様もなく白っぽいもん。

表に返しても全身脱力を続けてくれるぞっ!
いやあっ! 懐かしいわあっ!


さて、このツチガエル。
両生類ではめずらしく全国レベルでの絶滅危惧種に指定されてない。

トノサマよりも跳躍力やアゴの力に劣るように思えるのに
トノサマより人里近くにすんでると思えるのに、しっかり繁殖できてる。

特有の臭いが嫌われることやオタマジャクシの越冬なんかが生き残り戦略なのだろうか?


そういえば、脱脂綿が大きすぎて釣れなかった子アマガエル(手で採った)も


体表面から微毒を分泌するらしいからなあ。

それぞれのニッチ(生態的地位)に居続けるための工夫がたまたま現代社会でも有効なんだろね。

それにしてもカエルの話だと読者が一気に減るなあ。
カエルは嫌われ者なのかなあ?
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トノサマガエル(釣査238種目)は、たちまちに!

2019-08-12 08:44:17 | 爬虫類・両生類
2019年8月12日(月)

陸上生活をスタートしたてのトノサマガエル。


8月9日、水辺で遊び舎(仮称)のすき間時間にコソッと釣った。

タナゴ竿・仕掛けでの238種目はカエルたちの予定だったので、仕掛けには気配りをしておいた。


ハリの先を折る→脱脂綿の玉をハリの上部につける→ハリ先端に小さくした消しゴムを接着→そのまわりに脱脂綿をはる。
上部の脱脂綿はハリの飲み込み防止用だ。

子ガエルはアチコチにいた。
ものの数秒後には、観察ケース内。


大きく成長したトノサマガエルははじめからねらわない。
繁殖できるサイズだからね。

「可哀想じゃないかっ!」とおっしゃる方々もおられるだろう。

日頃からカエルたちとふれあい、大切にされてる方からのお言葉なら
「ホント、わざわざ釣らんでもいいことですよね。申し訳ありません」と素直に謝りたい。
でも、日頃からカエルたちをさわるのも怖く、すんでる場所もよく知らないような方からのお言葉なら
聞き流しておくことにしようっと!
「まず、知ることの方が大切ですよ。きっと」

子ガエルへ
「社会へ出ると思いがけない困難にぶつかることもあるんだよ」


手のひらでうなだれてる子ガエル。

「でもな。生きてりゃいいさ。辛かったことも必ず糧になるから」


子ガエル、真剣なまなざしで私の話を聞いてくれてた・・・・・・そんな訳ありゃせんがね!

釣り担当の講師がこんなことしてたのに気付かん子もおったくらいささっと済ませましたとさ。


環境省レッドリスト準絶滅危惧指定種。
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オヒシバでカエル釣り:水辺で遊び舎(仮称)ボランティア②

2019-08-11 06:57:37 | 爬虫類・両生類
2019年8月11日(日)

一昨日、中高生対象の仮称「水辺で遊び舎」の釣り担当講師としてボランティア。

昼休み、怪しげな動きしてると子どもらがワラワラとやってきた。
「しめしめ、今年も子どもが釣れたわ!」

オヒシバでのカエル釣りをまずは実演。


「わっ! おもろっ!」

「あそこにオヒシバが生えとるじゃろ?」


「穂をとって、先を柔らかくほぐして、ああしてこうしてこんなの作って・・・」

「ほらっ! そこらへんに今年生まれのトノサマガエルがおるじゃろ?」


「顔先に輪っかをかまえといて、跳んだ瞬間にひっぱると・・・こうして釣れるんよな」


「やってみる?」
「やる! やる!」
しかけができた子どもたち、パッパッパッと散っていく。

数分後、子どもが一目散にかけよってくる。
「先生っ! 釣れましたっ!」


心から、先生っ!と呼ばれる瞬間でもある。
まあ、何と楽しいことかっ!

年に数回、いろんな自然体験に加わって一応指導者の1人になる。
謝礼も交通費も一切受け取ることはない。

仕事でなく、あくまで遊び。
自然体験を伝えてくのは大人として当たり前。
いい機会を与えてもらってるんだよね。
子どもらに遊んでもらって楽しんでるのは私の方だ。
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