私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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外来ハゴロモ? チッチキチー!:朝のゴミ捨てついでの謎解き③

2021-09-10 19:27:28 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年9月10日(金)

外来種のハゴロモみたいだ。

20210905

いつものゴミ捨て散歩のとき、クズの葉にいて・・・


てっきり去夏も見た「アミガサハゴロモ」と思い込んでて・・・
「今年はまあまあの写真が撮れたなあ~」なんて満足してて・・・

んでもって、山道の夜散歩中、アミガサハゴロモの幼虫らしきものも撮影してて・・・

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と、ここまではトントン拍子にいってたんだけど・・・

買い物ついでに寄った河原の道散歩中、あちこちでこんなの見つけて

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「なんじゃらほい?」と、ついつい好奇心でつっついたのが間違いだった。
うんにゃ! 間違いを知ってしまう始まりだった。

「うわっ! 動っきょるぞっ!」


「ハゴロモの幼虫やわっ!」


「この縮れた花笠みたいなハゴロモの幼虫見たことないわ~っ!」と


帰宅後、調べてみたらどうやら外来種のハゴロモ幼虫のようだ。


しかも、2説あって
・台湾やインドシナ半島に生息する Ricanula sublimata
・中国山東省などに生息する Pochazia shantungensis のどちらかみたいだ。
もしくは、学名がシノニムの場合もありうるけど。

日本に定着してるということも「和名がまだない」ことも初めて知った。

そして、この成虫が「ゴミ捨て散歩中にみたハゴロモにそっくり」なのだった!

ただ、ゴミ捨て散歩で見たのは成虫だけ
河原で見たのは幼虫だけだから、同所的に確かめたわけじゃない・・・
そこのところは確かめてみんことには、と今朝のゴミ捨て散歩は少し距離をのばすことに。

んで、ゴミステーションから角を3回ほどまわった辺りの荒れ地で、ついに成虫と幼虫を同所発見!


このハゴロモとこの縮れ毛幼虫とは同じ種でほぼ間違いないね~っ!

となると、昨夏、アミガサハゴロモと信じ込んで書いたこんな記事も訂正しなくちゃいけんくなる。
ハゴロモたちとヒグラシ
間違えたまま放置するのは無責任すぎるからなあ~!

ま、何度も調べてみて、アミガサハゴロモと外来ハゴロモでは翅の白紋の形が違うことに少しずつ気付いたことや
間違いを知り、謎解きが少しできたことは収穫だったけど

なんせ時間がかかっちゃったし、いつ頃どのようにしてこの外来ハゴロモが日本へ来たのかわからんままだし
たぶん多くの人が知らぬまま和名もないまま定着しおそらく分散してることが不気味だし

何より、肝心の在来種である「アミガサハゴロモ」を見たことがないことになる訳だわ!

ちっくしょ~! 外来ハゴロモ チッチキチーやがな!
※ なお、はごろも『シーチキン』は登録商標であり、この大木こだま・ひびきのギャグ『チッチキチー』とは何の関係もあらへんよ。
(んなもん、言われんでもわかるがなっ!)

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