私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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アミガサハゴロモ Pochazia albomaculata :外来ハゴロモと比べて

2022-09-06 17:40:39 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2022年9月6日(火)

アミガサハゴロモ Pochazia albomaculata

20220829 10mmほど


まだ羽化して間がないのか翅に緑色の粉がたっぷり。
そのうち、この粉は脱落していき、こげ茶色になる。

ハゴロモは半翅(カメムシ)目、広い意味ではセミに近い仲間で
この時期、散歩中にいろんなハゴロモたちに出会う。

この日は
スケバハゴロモ Euricania facialis


ベッコウハゴロモ Orosanga japonicus にも

出会った。

さて、アミガサハゴロモは初めて見つけたのだ。
昨年まで、ずっと外来ハゴロモ Pochazia shantungensis ?

アミガサハゴロモと思い込んでいたためだ👇
ハゴロモたちとヒグラシ

「アミガサハゴロモなんて家の周りになんぼでもおる」と思い込んでいたのは大間違い。
すべて台湾や中国大陸からの「外来ハゴロモ」だった。
知らぬ間に近辺に「アミガサハゴロモに似た虫」が広がっていた。

それは、タナゴ釣りでもおなじみのバラタナゴ類のケースとよく似た勘違いで
ニッポンバラタナゴは、殆どの水系で外来のタイリクバラタナゴに置き換わっていき
今や、絶滅危惧種となっている。
けれど、多くの人はよく似たこの2種を別物として考えていないのではないかなあ。

それで、今回やっと自分の目で、このハゴロモ2種の判別を確かめられた。

の白斑の形が
外来では細長い三角形状で、アミガサハゴロモは丸いドット状。

ということで、いい体験と学習になったなあ。

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