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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

シマフグ:目がおうてしもうた・・・の巻

2017-05-29 17:12:21 | 海水魚
目があってしもうた


できることならシランプリして浮き桟橋へと・・・
怖いもの見たさに つい目を向けた瞬間 目が合った
「おい! そのまま行くんかい!」 コイツは言った(気がした)
仕方ないのう 相手するしかないわな

5月27日10時頃 漁港の岸壁に放置されていたシマフグである


誰かが捨てたのであろう
ヒレは乾いてきてるけど まだそれほど時間はたってない
漁師さんか?
いや この漁港では定置網を洗う夫婦以外見たことがない
さびれてるのだ
突堤の釣り人か?
いや あの人たちはサビキ釣り師だ

となると
朝 遊漁船で戻ってきた人たちだろうか?
「お前 なんでこんな変な模様のフグ持って帰ったんな!」
「いや コイツしか釣れんかったし・・・子どもに見せようかと思うて・・・」
「気持ちワルウ~言うて 子ども泣き出すで」
「ほんなら あげるわ」
「いらんわ」
なんて会話があって ここにいるのかもしれない

いろんな事情があって 置き忘れてるのかもしれない

持ち帰ろうかとも思ったが
「占有離脱物横領罪」でつかまるのもイヤだ
蹴って海へ落とそうとも思ったが
なんとなく それは失礼じゃないか

そういえば
国交省の「水辺の生き物調査」で
この漁港の隣にある大きな河口干潟でコイツ採れてたはずだ
友だったか知人のYさんかは忘れたが
「一度採ってみたい」と言ってたような気がする

となれば 撮影だ

困ったことに大きすぎてサイズを表すことができないのだ。
左手にはバケツと竿とエサ箱が・・・
右手にはカメラがにぎられたまま・・・
しかたない ワシの足じゃ!


ちなみにマヌケの小足25cmなのである
が 確かな証にはならんわなあ

シマフグ 十分に食用となるフグなのである
トラフグの代用品だったり おつまみ用の干物だったり
瀬戸内海や有明海で多くとれるらしいので
大きな干潟となんか関係があるのかもしれない

という訳で
撮影がおわったらソソクサと浮き桟橋へと向かう私

「おいおい! なんや結局このまんまほっとくんかい!」
シマフグの声はむなしく遠くへと・・・・・・


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