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ハラアカコブカミキリ Moechotypa diphysis :対馬から分布拡大

2023-05-17 09:13:52 | カミキリの仲間
2023年5月17日(水)

ハラアカコブカミキリ Moechotypa diphysis

20230515  20mmほど

かみさんと地元の里山散歩中、私のマスクへと飛んできた小さめの3匹目。
何となく火山活動の跡を思わせる背の模様は少しこわい。

時系列に沿って話をすすめると
まず、道ばたの草にとまってる1匹目をかみさんが見つけ

初めて見るカミキリだけど
どう見てもホスト(食草)が違うと思い、撮影はしておくものの違和感。

と、2匹目は私が通り過ぎたコナラの葉に
「また、いたよっ!」と、後から歩いてきたかみさんが呼ぶ。

コイツは大きくて、30mmくらいだ。

ひとまず撮影をと、そのとき、マスクへと飛んできたのが冒頭の3匹目。
どうだっ!
私くらいの虫探し散歩レベルになると、見つけなくても向こうからやってくるのだ!
自慢にならんわな~

で、どっちも捕まえることにして
近くの広場へ移動し、落ちてた木の棒にしがみつかせた。
しがみつくと、このサイズのカミキリたちはなぜか落ち着いてくれるのだ。

まず、大きいヤツからパチリ!

なるほど!
まるでイモリのような腹の赤さだ。

もう1枚パチリ!

なるほど!
溶岩状の背に小さな黒いコブがある。

『ハラアカコブカミキリ』で間違いなさそうだ。
調べてみると
ロシア東部から中国・朝鮮半島に分布し、日本では対馬にのみ在来分布していたカミキリとのこと。
1970年代に九州本土で確認されて以来、中国・四国地方へと分布を拡大しているらしい。
いわゆる国内外来種。
コイツが、シイタケのほだ木(ナラ・シイ・カシなど)を食害するから厄介なんだと知った。
ネットには、とりわけ九州各県での情報と対策があふれてる。

で、私に飛びついてきた小さめのヤツは


背の黒コブが大きくて・・・


国内外来種で、シイタケ栽培の迷惑になるならと、持ち帰ることにして・・・
今、とりあえず冷凍庫に保管中。

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