私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヨコヤマトラカミキリ Epiclytus yokoyamai ?

2022-07-14 16:12:16 | カミキリの仲間
2022年7月14日(木)

ヨコヤマトラカミキリ Epiclytus yokoyamai かなあ?

20220515 8mmほど

散歩中、アカソの仲間の葉にポツンといて、ハチかアリだろうと近づいて・・・
驚いた!
見たことのないカミキリのような甲虫だったからだ。

この散歩ルートは、いつ出かけても新たな出会いを沢山提示してくれる。

帰宅後、いつものように調べてみる。
ヨコヤマトラカミキリっぽいけど・・・


私のイメージにすぎないが
トラカミキリの仲間といえば、枯れ木とか広葉樹の葉とか花とかに集まると思ってて
案の定、コイツのホストはクリ・ハルニレなどの照葉樹らしいから
アカソの葉上は、とても似つかわしくない。
弱って草の葉に落ちてきたオトシブミ類を何度か拾ってきたけど、5月はまだ羽化の始まり頃だしなあ。

ま、最初にハチ・アリの仲間と思ったのは、コイツのせい。
トゲアリ Polyrhachis lamellidens

20220505 6mmほど

少し似てるでしょ?
胸部が赤く、3対の大きな棘で私を威嚇してるらしい。
毒もないし、撮影させてもらったらそれでいいのだけど・・・

ちなみに、ヨコヤマトラカミキリという名は
大正から昭和初期にかけて「日本の甲虫」を主に、昆虫学の礎を築き
また、38才と若くして逝去された横山桐郎博士の栄誉をたたえて命名されたみたいだ。
経歴をみただけの軽率な思いかもしれんが、大卒後、試験場の嘱託とか技師とかしながら
「虫の会」など立ち上げ、精力的に普及活動をしてる。

金も名誉も省みず、在野を駆け抜けてったお方なんだろうなあ
と、勝手に想像し、その生き方を勝手に好きになっちゃったりしてるのであった。
コメント
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