私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カワガラス Cinclus pallasii

2022-07-26 17:08:37 | 鳥類
2022年7月26日(火)

カワガラス Cinclus pallasii

20220415

ツグミくらいの大きさで
~カラスという名だが、カラスと無関係のスズメ目カワガラス科の鳥。
羽に白線があるから、今年生まれの若鳥みたいだ。
カワガラスの繁殖・子育ては、他の鳥に比べ時期がはやいそうだ。

長年、水生生物調査を続けてる定点ポイントで、何度か出会いつつ
一度も相手することもなく、ほっといてきた。

コロナ禍の自粛要請がきっかけで散歩を始め、水物以外にも興味が膨らみ
「ならば一度川沿いを歩いて撮影してみよう」と、雨上がりの4月中旬。
なんともうまく事は運び、2羽の若鳥に出会った。
じっとしていないし、遠いけど。

何故か捨てられてるタイヤのホイールの陰とか


小岩の上とかを

ピョンピョンと移動する。

私のような素人鳥見ニストには大変難しい。

と、1羽が浅い平瀬で顔を沈めて前進し始めた。(左画像)

顔を上げた。
何か水生昆虫をくわえてる。
眼が白い。(中画像)
さらに顔を上げたときには、眼がもとに戻ってる。(右画像)

観察中は、「カワガラスも私の知人たちも似たような行動をするなあ」とか
「おおっ、カワガラスの瞬膜は白いんや!」とか思ってたのだが・・・

最初の感想は極めて正しくて、後の感想は大間違いだと最近やっと気付いた。
「そもそも目を保護する瞬膜が白色だとしたら、水中でエサが見えないではないか!」
どうやら、この白眼は下まぶたを上げて目を閉じてる状態らしい。
あくまで想像にすぎないが、潜水のとき透明な瞬膜を出して目を守りつつ獲物を探し
顔を上げたときに、その瞬膜の表面の汚れをとるために下まぶたを閉じるのでは・・・

ま、私らでいえば、瞬膜は水中メガネ、下まぶたはメガネを拭くタオルと勝手に思っておこう。

もう1羽は、下流へと向かった後、対岸でこっち向いていい子してくれた。

胸当たりの羽が霜降り模様になってるのも、ひな鳥・若鳥の特徴らしい。

コイツ、遠いんだけど、じっとしてくれてて・・・
2枚の画像で、間違い探しまでできるくらいに。

ま、どこが違うか? 夏休みだから子どもたちと一緒に楽しんでね。

その数日後、別のポイントで成鳥にも会った。
堰下を泳いでるとこや


堰上の河原で一休みしてるとこや

20220416
なんとか撮って、
やっぱり「親は黒い」とか
「気配に敏感で近づけない・動き回るので撮りにくい」とか、納得した次第。
コメント
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