私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

何の花? 何の種子?

2021-10-28 17:03:11 | 植物
2021年10月28日(木)

昨日、期日前投票ついでに、隣の郷土資料館へ。

「昭和の生活道具」が展示されてて・・・とっても懐かしい。
許可をもらっていくつか撮影した。

例えば、「ブタ型の蚊取り線香立て」とか

竹ひごでできてる「虫かご」とか・・・

外は庭園になってて・・・
こんな花が一輪だけ咲いてて


オクラ?・アオイ?・フヨウ? なんて似たような花を思い浮かべつつ・・・


小さな蕾も見つけ


成熟しつつある果実も見つけた頃には、名前がわかった!


アチコチで果皮がはじけてたからね!


もうお分かりだよね。

そう! 綿(ワタ属)の花なのだ!

果実にあたる綿がボロンと落ちるとこうなる。


調べてみて納得!
綿もオクラもフヨウもハイビスカスもケナフも、みんなアオイ科なんだって!
道理で花が似てるはずやわ!


その東側には赤い赤い植物が密に植えられてて・・・


接写すると小さな果実がたくさんついてる。


植物に詳しくない私でも、ピンときたな!
これ、タデ科イヌタデ属のアイ(藍)じゃわ!

かみさん、いつのまにか若い学芸員さんに説明をしてもらっちょるぞ~!
間違いないって、藍だって!

地域の伝統産業である『備後絣』
その布となる綿と染料の藍が植えられてたんだよね。

今ではデニムや制服生産といった繊維産業へと発展してるんだよなあ・・・
これまで全く興味のなかった世界も、何か今年はとても楽しく感じる。

帰路、車内でついつい
「に~し~ぃ!綿の~花~! ひが~し~ぃ!藍の~波~!」と
行事呼び出し風に口ずさんじゃって、あきれられるほどに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする