私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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兼題【鹿】『ギュッと!四国』俳句道場 :10月の俳句結果①

2021-10-09 17:30:40 | 俳句
2021年10月9日(土)

NHK松山放送局のローカル番組「ギュッと四国」
その中に「夏井いつきの俳句道場」というコーナーが月に約1回。
夏井さんが、落選・佳作・秀作・特選に選句してくれる。

もちろん無料、全国津々浦々から誰でもPCやスマホから投句は簡単。
結果もその日にネット上でみれる。

今回の兼題は【鹿】、選句結果発表は今日。

投句したのは下の句
火を焚き一人遠鹿の聲を見る
ひをたきひとりとおじかのこえをみる

若い頃、故あって一人野宿を重ねたことがある。
焚火には自然と火をぼーっとみつめさせる力があるもんだ。
風の音や木の葉のざわめきに、ふと交じる野生生物の声。
そんなときは、「聞く」というより「顔をあげて見てしまう」という経験の句。

ま、若い頃だから鹿かどうかは、しかとわからないのだが・・・(ダジャレでましたっ!)

多少の不安感を定型句じゃない755の形で表してみたつもりだけど
「野営・火・鹿の声」という多くの人が想像する平凡な句だと思う。
いわゆる類想類句ど真ん中というもの。
それはそれで自分の経験から感じた自分なりの俳句だから、いちいち気にしない。

ただし、昨夜のうちに没句の想定に基づいて準備しておかねば・・・

動物園に鹿がいないのなら
昔集めた『日本の天然記念物』動物編(平凡社)のフィギュアから
奈良公園のニホンジカ』を引っ張り出してきて、笑いをとろうとしてた。


それが、「秀作」に選んでくださってたから
びっくり仰天!
画像と俳句がちぐはぐなまま・・・

ま、私の場合、俳句の節度やルールをちゃんと守りつつ、自分を茶化すくらいがちょうどいい。
コメント (4)
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