私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヨツボシハムシとアトボシハムシ:本日もハムシリーズ第十弾

2021-05-15 14:42:27 | ハムシの仲間
2021年5月15日(土)

本日もハムシリーズ第十弾

ヨツボシハムシ 大きさ5mmほど

20210513

頭・胸の黄色、白地の上翅に4つの黒斑がある美しいハムシ

散歩中、寺の境内の裏に生えてるカエデの木で見つけ


ワイワイ撮影するのも失礼だし、チョコマカ逃げ回るだろうし・・・
コイツと葉を一枚失敬して、携帯してるタッパーへ入れ、近くのベンチへ。

いざ、撮影と思ったら・・・あっという間に飛んでっちゃった。

だから、タッパーの中での写真しかないんじゃ~、グスン!



コイツによく似たハムシに、アトボシハムシというのがいて

20210506

コイツはたまたま上翅前方に黒斑がほぼない2紋型

昨年6月頃だったかな?
散歩中にかみさんがみつけて、チョコマカしてうまく撮影できなかったことがある。
その苦い思い出以来の出会い。

今回は、そこそこの撮影ができたんだよ。


しかも、上翅前部中央にうっすら黒斑がみえる3紋型のメスもみつけて


それなりに撮影できるようになったと思ってたのになあ。
慢心してたなあ。

外食や観光旅行・釣り遠征なんて、場合によっては周りに迷惑をかけかねない状況下で、1年以上続けてる近場の散歩。

都会ならさておき、小さな都市なら「何もできない、ストレスがたまる」なんて言ってないで
代替プランとして、カメラとタッパーを手に、地元の山すその小道を歩くのもいいんじゃないのかなあ?
ひと気はないけど、虫気や花気のある小道をね。
コメント (4)
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リンゴコフキハムシだったとはっ!:本日もハムシリーズ第九弾

2021-05-15 09:03:22 | ハムシの仲間
2021年5月15日(土)

本日もハムシリーズ第九弾

リンゴコフキハムシ 7mm越えの大きなハムシ

20210510

アラカシらしき葉のすき間にいた。
撮影できないので、いつものようにそっと葉ごとつかまえて、そこらの岩をベンチに。


動きが遅く、撮影が楽しい。


触角や体形からサルハムシの仲間だなあと思いつつ


サルハムシの仲間でこんな黒い大きいのんおったかいな?


葉のてっぺんまで登っても飛ぼうともしない。

自力で戻れないのならしかたない。
そっと元いた場所へ戻しておこう。

帰宅後調べるのが大変!
やはり黒く大きなサルハムシはヒットしない。
ハムシ科の他のグループを調べたり、万が一とテントウダマシやハムシダマシやゴミムシの仲間にも目を通したり・・・

なんぼ調べてもわからん!
迷った時は原点に戻れ。
な、なんと!
サルハムシの仲間に初めから載ってたんである。(オッサン、いつもアホじゃねえ)
手元の図鑑や信頼できるネット情報に載ってる「リンゴコフキハムシ」じゃんっ!

なぜ、わからんかったんか?
・リンゴコフキハムシは元々白い粉におおわれてる白いハムシとして載ってる。
・リンゴ~という名前にひっかかった。私らの周りにリンゴはそうそうない。
・本来、コナラなどのどんぐりの葉を食べてるんだと後から気づく。
・この個体は、おそらく粉がすっかりはげ落ちたお年寄りだ。(だからノロノロで飛ばなかったんだ)
・よく似たニホンケブカサルハムシならばもっと毛深くて、かなり風貌がちがう。

こういう謎解きはいいね、殺人も汚職も起きない平和な事件。
かくして、5日後にやっと『真っ黒いリンゴコフキハムシ』の登場!
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