私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

このメダカは何だ?

2021-05-22 08:32:35 | 純淡水魚
2021年5月22日(土)

このメダカは何だ?


数カ所のウロコにある黒斑。
黒点病なのかなあ?
黒色色素胞が大きく発達してるようにみえるんだよなあ?

2カ月ほど前に水路覗いてて、つい掬っちゃった個体。

昔のメダカの写真をほじくり出してみると
こんなのや


こんなのや


こんなのが出てくる。


多少の色彩変異はあってもほぼ均一な体色でしょ?

やはり品種改良メダカなんだろうか?

メダカ、飼育ブームだもんなあ。
アチコチで新たな品種をつくろうと夢中になってやっておられるから。
そのことは、趣味としても、また生業としても悪いことではないんだけど・・・

人が立ち入らないような流域で
やたらと白っぽいメダカや


やたら黄色っぽいメダカなんかが採れたりすると


改良がうまくいかなかった不良品メダカを放流してるとしか思えないんだよね。
または、釣り人がエサとして使ってたのを逃がしたかもしれんけど・・・

以前、
「メダカの品種改良をしてます。多くはうまくいきません。そんなメダカは地元の小学生に寄付をして一緒に川へと放流してます。自然体験学習になってます。」
と、誇らしげにマイクにぎってるじいさんたちがいたけど・・・

それ、在来のフナ類の中に金魚放流して『豊かな自然を!』と言ってるようなもんだと思うよ。
すぐさま主催者の行政に注文つけといたけどね。

メダカは国の絶滅危惧Ⅱ類、環境変化で在来のメダカは減少してる。
そこへ、たとえ善意だとしても、わざわざ品種改良メダカを放しておいうちかけんでもよかろうもんに。

飼育するということは最後まで末代まで責任を持つこと。
たとえ増えても無責任に譲らない、放さないでほしいと思うんだけどねえ。
コメント (2)
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