私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

加賀潜戸遊覧に圧倒さる!: 復興周遊割 島根紀行⑪

2018-11-08 18:23:06 | 自然
2018年11月8日(木)

復興周遊割を使った島根紀行3日目(10月26日)もいよいよフィナーレ!

加賀の潜戸観光遊覧船(1時間に1本)に乗った。


乗ったのは私ら2人だけ、貸し切り状態だ。
乗船してる約50分は、船のオーナーみたいなもんだが・・・何か申し訳ない。

ガイドさんの説明も丁寧。

桂島に残る江戸時代の船着き場の石組みと船止めの杭。


お城のような当時の支配者の建築物なんてのに興味はトンと湧かないが
庶民の生活がうかがえるような史跡には引き込まれてしまう。

石組みも杭も小規模、とても大きな船を停泊させる漁港には思えない。
日本海の荒波にのまれた漁民たちも多かったんだろうなあ・・・

突堤の赤灯台を過ぎ、新潜戸へ。


ここのリアス式海岸は、安山岩質の凝灰岩や堆積岩でできてるんだろうか?
強い侵食を受けて洞窟がアチコチにできてる。 とても雄大な景色だ。

船幅ギリギリに突入! 操船もガイドの話術もすばらしい!
潜った先には的島が、振り向くと出口は安心感からか、意外に大きく見える。


潜りぬけると日本海の荒波だ。
実際一日目は欠航してたもん。

的島には、神話では神様が矢を放ち、この洞窟を抜け、的島を貫いた跡がある。


他にもさまざまな形をした岩が・・・

生き物好きの私は、象岩が一番のお気に入り。


灯台と磯釣り師たちがチラホラする溶岩台地を過ぎ、旧潜戸へ。


そこには、賽の河原が広がってた。

日本もほんの100年前なんか、生まれた子がみんな無事に育つ時代じゃなかったんだよなあ・・・
いろんなことを考えさせられた50分だった。

こういう観光は大好きだわ。
乗って良かった。
釣りも食事もなんもかんも全部良かった。

松江尾道道を走りながら、「帰りたくない症候群」に襲われてしまった。
海外への貧乏旅行と同じ感覚になってしまった。

絶対また来るけんね、待ってろよおっ! 島根!
コメント (2)
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