私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アカハタ(釣査198種目)を揚げた! : 復興周遊割 島根紀行⑧

2018-11-03 19:07:08 | 海水魚
2018年11月3日(土)

復興周遊割を使った島根紀行3日目(10月26日)の続き

アカハタ幼魚を釣り揚げたのである。



波止で知り合った週に4度は釣りに来てるというオッチャンのアドバイスで

こんな歩道橋をテクテク歩いて


小さな島へと渡った。

畳1畳ほどのカワイイ磯だまりで110cmタナゴ竿を出してみる。


ちっちゃいメジナが次々釣れる。
まるで用水路でヤリタナゴを釣ってる気分だ。

カサゴも岩陰から食いついてきた。

「キミたちはもういいからね。オジサンは地元で釣れない魚たちが見たいんだよ」 と
なだめすかしながら、岩陰にイソゴカイのかけらを落としていく・・・と

一気にグンッ・・・竿がポキッ! (高い竿ほどよく折れるもんだねっ!) 
あわてて竿先を握り直し、道糸を張る。
岩陰にもぐられてしまった。

「そこの岩、ちょっとずらしてみてくれん?」 かみさんに頼む。
岩といっても30cmくらいだもんね、かみさんにはたやすい御用だ。

苦労して苦労させてようやく釣れたのは、大きなダイナンギンポ。 (てっきりアカハタだと思ったでしょ?)

そんなこんなでトホホホホホ状態のまま
観光遊覧船が出る時間まで、30cmほどの穂先を持ちながら粘る。

何度目だったか・・・岩陰から赤いのが飛び出して食いついてきたっ!

「何じゃっ? こりゃあ! 赤が勝っとる(変換ミス:赤がかっとるです)ぞっ!」
「ハタじゃ、ハタの仲間じゃっ!」ちゅうて・・・

震える手で撮影したのがこの写真。


後々調べてみたら、アカハタの幼魚だったのである。

もう嬉しいの嬉しくないの・・・どっちなんや? 
あ、嬉しいんです! という定番ギャグもすべるほど嬉しかったのだ!

こんなとこで釣れるんやね、キミ。

撮影は念入りに念入りに・・・




泳ぎ終え、底へと降りる瞬間にヒレを大きく開く。
そのタイミングでシャッターを切らねば。

「よっしゃー! 今じゃっ!」と切ると・・・


ちっちゃなアブが止まりやがってからに・・・

それでもめげずに何とか撮ったのが最初の写真。

1枚ではもったいないので、次に良かったもう1枚。


顔の模様も体色も実に美しい。
磯釣りをされる方には当たり前の魚かもしれないケド
私ら、タナゴ竿での磯釣り(磯だまりやケド)初心者にはビックリ仰天なのである。

これでキジハタ・アオハタに続いて、アカハタで、沿岸のハタ3兄弟を釣ったわけだ。

アオあげて・・・




アカあげて・・・




アカさげないで、アオあげて・・・




ついつい調子にのっちゃって・・・

ま、シロハタ(白旗)をあげずに粘ってよかったわあ!

タナゴ竿が折れたのもいい思い出にしてくれたわな。
アカハタくんありがとね。

ちなみに大きさはこれくらい。

コメント (2)
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