私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

オハグロベラ(釣査205種目)も釣れるのね: 帰ってきたぞ!島根県②

2018-11-19 09:03:35 | 海水魚
2018年11月19日(月)

オハグロベラである。


琉球列島をのぞく千葉県・新潟県より南の沿岸の藻場や岩礁域にすんでいるという。
台湾や南シナ海にも分布するそうだから、なんで琉球列島にはいないのか不思議だわ。

さて、兄貴夫妻とともに再び島根の地を訪ねた私たち。

「愚弟なんかに負けんぞ。見たことない魚釣っちゃる!」 と兄貴の鼻息は荒い。
ところが、私の使う袖バリ1号は小さすぎて・・・ハリをのませて、はずす時間ばかりが増えていく。
エサをつけるのも慣れない上に老眼、これまた一苦労。

仕方ない。
兄貴夫妻にはとりあえず袖バリ5号をつけちゃろね。

「お~っ! 釣ったどお! こんなん初めてやろ?」

しばらく何が初めてなのか分からなかった私に
「こうして片方のタテをヨコにしてみるのね?」 とマギー四郎みたく・・・


カワハギとホンベラの2匹同時がけなのである。
流石私の兄貴である。
オモロイことやってくれるわ。

カワハギ・メジナ・ホンベラばかりが次々釣れてく。
瀬戸内海と変わらん常連さんやもんな。

兄貴夫妻は遊覧船に乗りに行く。
私らは、わずかに混じるオヤビッチャやソラスズメダイ(?)
そして1匹だけ突然現れたキンチャクダイっぽい魚を狙い続けるのだケド・・・常連さんばかりがあがる。

「あかん。兄貴ら帰ってきたら場所変えよ」

と、移動した波止のつけ根で・・・磯のすき間のカサゴと戯れてたら・・・
「父さ~ん! 変なの釣ったよおっ!」 と波止の先からかみさんの声。
慌てて駆けつけると
「オハグロベラやんかっ! 初めて見たわっ! 何でお前が・・・」(接待せんかい! 兄貴らに先に釣らせたらんかい!)




続けて、兄貴も釣った。(お姉さんに先に釣らせたらんかい!)

しばらくしてお姉さんも釣った。(トホホホホ・・・私にも釣れてくれいっ! ホンベラばっかやもん!)

日が沈み始めるころ、ヒイヒイ言いながら私にも・・・




コイツに限らず、ベラの仲間は撮影が難しい。
底に体を曲げてへばりつくし、尾ビレを閉じるし・・・
観察ケースを揺さぶって無理矢理泳がせてみて、やっとこの1枚。


4人とも釣ったのは若魚でメスっぽい。
オスも見てみたかったケド・・・日が沈む。


この日の釣りはおしまいにして、宿へと向かうのであった。
コメント
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