私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ダイナンギンポ : 春の兆しの難題ギンポ   釣査142種目

2018-03-15 18:35:49 | 周縁魚
2018年3月15日(木)

体長7cmほどのダイナンギンポ(?)の幼魚。


先週の土曜日(3月10日)に釣ったのである。
もちろん180cmのタナゴ竿・タナゴ仕掛けで。


これで142種目を釣り上げたことになるのだケド・・・

いつもならワーイワーイとはしゃぎ、即日書いてるのに・・・
こんなに成果報告が遅れたことにはいろいろと難解な事情があるのぢゃ。

ま、いきさつから。

釣れんとわかっていても気がつくといつもの突堤へ。
イソゴカイを100円分と途中ですくったスジエビ10匹をエサに。

どちらをつけてもピクッともせん。

反対側の突堤でも無反応のまま時間だけが過ぎていく。

やむなく昨年アカオビシマハゼとクサフグの宝庫だったポイントへ。


「何も釣れんまま手ぶらで帰す訳にはいかんっ!」
「誰を?」
「ワシをじゃっ! ワシ!」

と、すっごく浅い石組みのすきまで、ごくちっちゃなアタリ。

しかも連続で・・・


「うわぁ~っ! ギンポの子じゃあっ! 撮影じゃ撮影じゃ」

撮影後もアカオビシマハゼ・クサフグ・ムラソイとすきまから釣れるやないの。
まるでスイッチが入ったように・・・

(ん? ・・・オッサン スキマスイッチと言いたいんぢゃね・・・)

ギンポの幼魚は春の兆し。
厳しい冬を乗り越え、春が訪れた気分になり、とっても気持ちいいぞお~っ!

かみさん自分に釣れんもんでヤッキになっとる。

なんとか釣れるもアカオビシマハゼばかり・・・

私の圧勝なのだが・・・
「勝った 勝った」とはしゃがないのが大人の分別というもの。
「運が良かっただけよな。お前のほうがホンマは上手いのになあ・・・」

で終わるハズだった。

調子こいて
「そういやギンポの仲間、図鑑であまり調べとらんわな」と思ったのがマチガイだった。

「わっちゃ~っ! やってもうた」

ギンポ・タケギンポ・ダイナンギンポなどの候補のうち
体表の側線・背ビレの斑紋の形や位置・尾ビレと他のヒレのつながり方
そしてネット画像の確認や他のブログで書かれている見分け方などから

「コイツ? ダイナンギンポちゃうけ?」と思ったのである。

そうすると、過去に釣ったギンポはどうなる問題が生じてしまうのである。
ダイナンギンポと思いもせずにギンポと書いている可能性もおおいにあることになる。

かといってぜんぷ訂正するのも大儀なのである。

ややこしいこと、難題なのぢゃ。

ダイナンギンポは、ナンダイギンポなのである。

ま、このブログをはじめて1年半。
「訂正しなさいっ!」と叱咤激励をくださる方も未だゼロ。

知らんぷりしとれば、誰にも気づかれんかもしれん・・・・・・  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする