2018年3月6日(火)
3月3日(土)の「ひまなつり」の続報
休みの度にいろいろ見てまわってるのだが、
淡水も海水も今年は魚の姿も釣り人もてんで見えない。
しかたなく行きつけの漁港へと足をのばす。
ほれっ! 長~い波止にひとっこ2人しかおらんやんけ! (もう1人はかみさん)
こんなんじゃ新竿の性能も調べられんわい。
100円分のイソゴカイもまた冷蔵庫行きかい。
ブツブツブツブツ・・・・・・
「父さん、釣ったよお~っ!」
「何じゃとっ! もっぺん言うてみい!」
「おったけえ、ねろうて釣ったんよ」 (もっぺん言わんもんなあ)
いつものタナゴ竿で自慢たらしげにしやがってからに・・・・・・
タケノコメバルの黒色タイプ(?)じゃね。
(訂正:ムラソイ類でした)
遅れること30分。
私も壁にへばりついとるタケノコメバル(?)を釣る。
(タケノコメバルの時期はもう少し先だと思うのだが・・・)
ゾーンに入ってたためか、新竿の性能なんて覚えちゃおらんわい。
さらに1時間ほどウロウロと探りながら、やっと釣り上げたのがコイツ。
こりゃもうほぼ間違いなくムラソイでしょ?
この釣りを始めて以来、かみさんしか釣っとらん魚である。
一応眼と眼の間のくぼみを確かめる。
お~っ! くぼんどるぞっ!
さ、撮影じゃあ~!
なぜかムラソイの写真はうまくいかん。
モタモタしてる時、かみさんの竿がしなる。
釣り人に愛されてる食べごろサイズのシロメバル。
真昼間にイソゴカイで釣るか?
たまには、私に花を持たせてくれてもよかろうもんっ!
と、突堤の先にいた釣り人が帰路へ着く。
「釣れましたか?」
「うんにゃ。シロメバルが1匹。ん? ようけ釣っとるのう」
「ちっちゃいタケノコメバルばっかりですよ」
「わしのより大きいメバルもおるし・・・竿頭やね。
ようそんな短い竿で釣ってじゃねえ・・・おっ? ムラソイじゃ!」
「ええ、ムラソイが1匹」
「うんにゃ、メバル以外は全部ムラソイよの」
「え~っ! タケノコちゃうんですかあっ!」
「ここのタケノコは金色しちょる」
ロックフィッシュ判別のためにこの1年間アレヤコレヤ調べてきたのに・・・
またガラガラと音を立てて混迷の底へ・・・
ま、時間はこの先もたっぷりある。
あわてることはない。
で、釣り場を変えて・・・
この日、最後に釣ったのは、釣り人にあまり愛されてないアカオビシマハゼ。
中島みゆき様の「愛される花 愛されぬ花」のメロディが脳裏に浮かぶ。
シロメバル釣れる
愛されて釣れる
愛らしい眼を見せてはじらんでいる
シマハゼも釣れる
愛されず釣れる
愛されずうつむいてたじろいている
ああ 釣り人がただシロメバルを
生まれつき好きならばそれまでだけど
愛される魚も
愛されぬ魚も
釣り上げるひと春に変わりないのに (もちろん替え歌)
せっかく釣ったムラソイもアカオビシマハゼも
かみさんのシロメバルにすっかりかすんだ1日でありました、とさ。
3月3日(土)の「ひまなつり」の続報
休みの度にいろいろ見てまわってるのだが、
淡水も海水も今年は魚の姿も釣り人もてんで見えない。
しかたなく行きつけの漁港へと足をのばす。
ほれっ! 長~い波止にひとっこ2人しかおらんやんけ! (もう1人はかみさん)
こんなんじゃ新竿の性能も調べられんわい。
100円分のイソゴカイもまた冷蔵庫行きかい。
ブツブツブツブツ・・・・・・
「父さん、釣ったよお~っ!」
「何じゃとっ! もっぺん言うてみい!」
「おったけえ、ねろうて釣ったんよ」 (もっぺん言わんもんなあ)
いつものタナゴ竿で自慢たらしげにしやがってからに・・・・・・
タケノコメバルの黒色タイプ(?)じゃね。
(訂正:ムラソイ類でした)
遅れること30分。
私も壁にへばりついとるタケノコメバル(?)を釣る。
(タケノコメバルの時期はもう少し先だと思うのだが・・・)
ゾーンに入ってたためか、新竿の性能なんて覚えちゃおらんわい。
さらに1時間ほどウロウロと探りながら、やっと釣り上げたのがコイツ。
こりゃもうほぼ間違いなくムラソイでしょ?
この釣りを始めて以来、かみさんしか釣っとらん魚である。
一応眼と眼の間のくぼみを確かめる。
お~っ! くぼんどるぞっ!
さ、撮影じゃあ~!
なぜかムラソイの写真はうまくいかん。
モタモタしてる時、かみさんの竿がしなる。
釣り人に愛されてる食べごろサイズのシロメバル。
真昼間にイソゴカイで釣るか?
たまには、私に花を持たせてくれてもよかろうもんっ!
と、突堤の先にいた釣り人が帰路へ着く。
「釣れましたか?」
「うんにゃ。シロメバルが1匹。ん? ようけ釣っとるのう」
「ちっちゃいタケノコメバルばっかりですよ」
「わしのより大きいメバルもおるし・・・竿頭やね。
ようそんな短い竿で釣ってじゃねえ・・・おっ? ムラソイじゃ!」
「ええ、ムラソイが1匹」
「うんにゃ、メバル以外は全部ムラソイよの」
「え~っ! タケノコちゃうんですかあっ!」
「ここのタケノコは金色しちょる」
ロックフィッシュ判別のためにこの1年間アレヤコレヤ調べてきたのに・・・
またガラガラと音を立てて混迷の底へ・・・
ま、時間はこの先もたっぷりある。
あわてることはない。
で、釣り場を変えて・・・
この日、最後に釣ったのは、釣り人にあまり愛されてないアカオビシマハゼ。
中島みゆき様の「愛される花 愛されぬ花」のメロディが脳裏に浮かぶ。
シロメバル釣れる
愛されて釣れる
愛らしい眼を見せてはじらんでいる
シマハゼも釣れる
愛されず釣れる
愛されずうつむいてたじろいている
ああ 釣り人がただシロメバルを
生まれつき好きならばそれまでだけど
愛される魚も
愛されぬ魚も
釣り上げるひと春に変わりないのに (もちろん替え歌)
せっかく釣ったムラソイもアカオビシマハゼも
かみさんのシロメバルにすっかりかすんだ1日でありました、とさ。