私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ポロプンティウス類A:待望の1尾は超地味! の巻  釣査104種目

2017-08-22 17:38:54 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 3日目(2017年8月1日・火) その③

ポロプンティウス類のどれかである。


タイにはこのポロプンティウスの仲間が10種くらいいて、
その中のポロプンティウス・ラオエンシス( Poropuntius laoensis )か
はたまたポロプンティウス・ノルマニ( Poropuntius normani )か
さらにはポロプンティウス・バンタメンシス( Poropuntius bantamensis )のどれかみたいだ。

このポロプンティウスたちをタイではプラ・カヤオ(pla kayao)と言うらしい。

どれもこれもパッとせんどこがどう違うのか分からん地味な連中なのである。
いくら見比べても分からんもんは分からん。
そこで、104種目は「ポロプンティウス類Aくん」と呼ぶことにする。


国立公園を出て、しばらく広い山道をひた走る。
ナビがこの国道を横切る小さな沢を示す度、目をひんむいて景色を見んといけん。
これが私の大きな役割なのだが
「アッ! 良さそうな沢じゃっ!」と、叫んだ時には
「なんしょ~んな! はよ言わんな!」と、すでに車は遠く過ぎている。
初老の2人のなんちゃら神経はアチコチちぎれとる。

これをくり返した後、ようやくたどり着いた沢はこんなとこ。


川原へ降りる小道もあるぞ!
にごりは削られた岩肌や土砂によるみたいだし、めっちゃきれいじゃんか!

隊長はイソイソと胴長をはき、ガサの準備。
私は釣りのポイントを探し、ズボンのすそをぬらしながら直立二足移動。

ほほーっ、橋脚の下に小さな淵ができとるやんけ。


おるおる、小魚がウロチョロウロチョロ。
私に釣られることを恐れ、逃げ回っとるぞお!

グルテンをまるめ、投入。
アタリはある。
あるが釣れない。
延々とそのくり返し。
こんなことは小学生の頃、おそまつな道具でフナ釣りをしとって、
やたらめったらモツゴ(クチボソ)の襲撃にあった時以来である。

で、苦労してやっと釣った最初の1尾がコレ。


左手がグルテンまみれになっとる。

そのときの魚がコレ。


顔つきや体型に少しちがいがあるかもしれんケド。
ま、同じAくんにしとこ。

それから平瀬の砂底に大きめのヤツたちが泳いどるようすをしっかり観察した。
底をはうようにエサを流すと効果的であることに気づいたもんね。

ワハハハハ、Aくん。
こっからは私の勝ちじゃ!
コメント
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