漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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色々な「勝ち組」

2013年01月07日 18時34分39秒 | Weblog
今日から大学勤務が始まり,
タイトルのことを忘れてしまいそうなので,
今のうちに書いておこうと思います。

私自身は,18歳で大学に入学してから今まで
ずっと大学という組織の中で過ごして来ました。
その結果,私の中で「勝ち組」というものに
ある種の定義が出来てしまい,
それを目指して邁進する毎日です。

ある時,
「君の論文の書き方は受験勉強と同じ」
だと指摘されたことがあります。

つまり,教授になるためには,何本の論文が必要で,
あと○年で教授になるためには,今年は何本書かなければならない。

という様に論文を書いているということです。

これを指摘されて,
「ほうほう。なるほど」とある意味感心しましたが,
自分のスタイルを変える気にはなりません。

研究を好きなのは確かだと思います。
金曜日に徹夜をして仕事するのは最高の楽しみですし。

だけど,同窓会に出席したら,
色々な職業の人がいて,みんなそれぞれ幸せそうでした。
私は普段「研究者」か「行政官」としかつきあいがないので,
世の中に非常に色々な「勝ち組」ってものがあるのだな
と思いました。

もともと,電話帳を見るのが好きで,
それを見ると「色々な職業があるのだな」と思ってはいました。
(ちなみに福井県嶺南版の電話帳は薄すぎてつまらない)

結婚して,子供もいて,楽しそうな家族。

私は,自分で稼いだお金は全部自分のものになるし,
基本的に拘束力の弱い職場なので,時間は自由だし,
家に帰れば一人だからかなり気楽なもんです。
自分自身は,これで満足していますが,
これが唯一絶対の幸せだとは思っていません。
自分に合っているとは思いますが。

まあ,色々な「勝ち組」の存在を知ったことが
今回の同窓会の一番大きな収穫だったかもしれません。
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