漁業経済学者のひとりごと in 小浜

東村玲子のWebsiteはこちら → http://www.s.fpu.ac.jp/reiko/

ホワイトデーで良かった

2019年03月15日 17時46分03秒 | Weblog
昨日は10年以上も勤務されていた事務員の方の
最後の出勤日でした。
それを知ったのは前日の夕方。
私は昨日は10:30に出張に出なければならない。

この間に小浜で気の利いた物を準備するのは無理だと思いました。
一応,ご挨拶も済んでいたし。

でも…
そう,ホワイトデーだったのでこじゃれたチョコレートが
地元のスーパーに売っていたのです。
それを思い出して,お渡ししてご挨拶しました。

私が仕事を辞めざるを得なくなったとして,
仕事がなくなる(稼ぎがなくなる)ことしか考えていなかったけど,
漁業経済学者はいらないと言われたら
そちらの方がショックしもしれない。

先ほど,何か検索しようとしてYahoo!を見たら
初鰹のアニサキスの記事が目に入って
それ以降,「目には青葉…」しか頭に浮かばない。
何を検索しようと思ったのか。


18:25
「日本海区水産研究所」の場所を検索しようとしていたことを
思い出しました。
やはり,新潟市か…遠い。

今日の一太郎2019は
「入力ミスが多くなっています。休憩しませんか?」です。

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お洋服とアクセサリー

2019年03月08日 19時23分16秒 | Weblog
先ほど母と話していて男女平等とは?という話題になりました。

私は姉妹しかいないし
そもそも「女の子は…」という教育を全く受けていません。
だから,あまり意識しないです。

でも水産庁の会議にいると目立つ程度に洋服が好きです。
おしゃれではないですけどね。

でも,かわいいお洋服やアクセサリーを買うのが好きで
小浜でもたまに付けますが
せっかく東京に行くので(← 田舎者)
着ていくし,付けていきます。

さて,大学院生の頃に
私が「私は戦うフェミニスト」と言うと
教授に「違う。君は戦うエゴイストだから」と言われました。
なるほど。

なお,当時の先輩(今は何をしているのか不明)は
「俺は戦わないエコロジスト」と言っていました。

最近,かわいいピアスを買いました。
ピンクのお花の形です。
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水産庁の会議

2019年03月08日 19時09分42秒 | Weblog
長かった。
15分の休憩があったけど4時間。

今回はズワイガニの留保枠配分の報告がありました。
「ご意見,コメントは?」という座長の問いかけに
手を上げたのですが…

先に鳥取県の人と兵庫県の人が発言したので
その後に発言するのは凄くやりにくかった。
でも,手を上げたので発言しました。
内容は議事録を見て下さい。

ブログに書いた様な内容です。
特に誰からも何も言われませんでした。

移動中は,行きは会議の資料読みです。
帰りは小説を読んでいます。

うっかり寝ると降りそびれてえらいことになるので。
前に敦賀で降りそびれて小浜に戻れず
敦賀で止まったことがあります。

それから小浜で降りそびれた時は
次の駅で戻る列車を1時間近く待ちました。

最近,吉野家の「牛黒カレー」にはまっています。
今日は敦賀に行く用事があったので
昨日と今日と食べました。
店員さんが持って来たものに
しょうがをてんこ盛りにして食べます。

今日は早めの店じまいです。
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大きなお世話だ!

2019年03月05日 21時59分53秒 | Weblog
昨日,一太郎2019が届いたのでインストールして
今日から本格的に使っています。
今までは,一太郎2015でしたので
しばらくぶりに新しいバージョンにしました。

今回付け加わった機能だと思うのですが…

一太郎を開いたまま,
打ち込みをせずに他の作業をしていると
「しばらく打ち込みがありません。休憩しませんか?」
という表示が出るのです。

今日は,たまたま過去の水産政策審議会の議事録を
読んでいましたので良かったのですが。

うっかりぼーっとしている所に表示されると
「なにサボってんだよ!」と捉えてしまいます,たぶん。

この表示を見て
「そうそう,休憩しよう」と思う人はいるのでしょうか。
なんだか嫌みっぽい上司がいるみたい。

さすが日本を代表するソフトなだけあります。
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うさぎがいた!

2019年03月01日 21時03分51秒 | Weblog
さっき大学構内を歩いて来たら
うさぎがいました!

昨夜もいたけど,眼鏡をかけようとしたら
ぴょいぴょいと逃げて行ってしまいました。

今日は眼鏡をかけていたので
そうっと近づくと2.5mくらい近くまで接近。
リアル野うさぎでした。

やっぱり,かわいい。
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ズワイガニの漁業管理

2019年03月01日 18時13分50秒 | Weblog
色々とネット記事を読んでいて誤解も多々あるので
ちょっと長々,書かせて頂きます。

11月6日に解禁されたズワイガニの漁期は3月20日までです。
そろそろ終盤に向かっていますね。

今漁期は色々なことがありすぎて
私自身が時系列でまとめている所です。

さて,11月の漁期開始直後に日本海区水産研究所から
「3年後に漁獲対象資源が半減する」との予測が出たということが
大きなニュースにもなりました。

一方で,年末・年始には鳥取と兵庫で「穫れ過ぎ」であり,
漁獲枠を早々にオーバーするかもしれない
というニュースも流れました。

これを組み合わせて
A「資源が減少するというのに漁業者は何にも考えずに穫っている」
というニュアンスの情報が流れ,さらに
B「オリンピック方式(先取り競争)をしているから,こんなことになる」
C「やはり個別の漁船に割り当てるIQ方式が良い」
という感じのことが言われ,
D「今の日本の漁業管理では資源に悪影響を及ぼす」
A「なぜなら漁業者は何も考えないから,資源を減少させるのだ」
となっていく流れがあります。

実は,A→BC→D→A は,恣意的な流れなのです。

Aについては,漁業者は色々考えています。
自分の経営のことですから。
ただ,それが他の方々の利益と一致するかどうかは別問題。
この点に関しては,私自身がもっと色々研究したいし
現場の人の方がよく分かっているからコメントはしません。

ズワイガニの漁業が3年後に半減するのと
現在の漁獲対象がどうなのかは,少し切り離す必要があります。

もちろんズワイガニの寿命は長いので
今年穫らなかった分は一部3年後に残る可能性はあります。
一方で,今年穫って,3年後以降は穫る量を減らす
というのも利用する資源量の点からは「アリ」です。
あくまでも「海にどれだけズワイガニがいるか」と考えればです。

その点では,オリンピック方式だろうが個別割当だろうが
総漁獲可能量(TAC)の設定をどうするのかが問題となります。
今期は鳥取も兵庫もそれなりに対応をしてきているので
総漁獲可能量を超えることはない見込みです。
資源的には何の問題もありません。

総漁獲可能量が正しいかどうかは漁業者の責任ではありません。
設定する側の責任です。

では,なぜ今漁期は「穫れ過ぎ」だったのでしょうか?
大きな理由は「天気が良かったから」です。
天気が悪くなるといくら海の中にズワイガニがいても
穫ることが出来ません。
しかも,天気はいつ悪くなるか分かりません。
それならば「天気の良いうちに穫っておこう」となります。
ちなみに,この心理が働く限りは個別割当にしても同じです。

カナダ大西洋岸のズワイガニ漁業は個別割当ですが
漁期初めに漁獲が集中しています。

しかしながら,私は
やっぱり穫れるだけ穫るのはやめた方が良いと考えます。

また,今年度の漁獲枠がTAC史上初めて
5月末の当初枠から10月初旬の期中改定で削減されました。
これは次の点から妥当であると暫定的に結論づけます。

3年後に資源が半減するのは,ほぼほぼ間違いありません。
となれば,漁業者もそれに順応して行く必要があります。
ズワイガニは2020年に急減するとは一昨年から言われていました。
(「ズワイガニの2020年問題」)

それならば,いきなり3年後に漁獲量を半減させるよりも
徐々に減らして行く方が良いと11月には考えていました。

また,ズワイガニから利益を得ているのは漁業者だけではありません。
流通業者や観光業者,要するに地域全体に波及します。
そうした地域社会も順応する必要があります。
関係する人が多いほど順応に時間がかかるので
早めに準備をした方が良いと判断します。

以上は「経営的な視点」です。「資源の問題」ではありません。
これを意図的につなげることがしばしば行われています。

個別割当(IQ)は,資源の問題よりも経営的な意味の方が大きいのです。
それをすっ飛ばすからおかしいのです。
但し,IQを入れれば経営問題が解決するとは限りません。
解決するか,しないかは,個別の状況です。

結果的には枠の消化が進んでしまって
年明けにはズワイガニの流通量が減ってしまうことになってしまいました。

今年度の値動きの情報を仕入れていないので
一般論となりますが
本来ならば,漁獲量は一定の方が社会全体としては良いでしょう。

漁業者も流通業者も観光業者も消費者も
予測を立てて計画的に動けるからです。

儲ける時に儲けて,後は知りません。
というやり方は,現在の地域密着型のズワイガニ漁業・関連産業に
適した考え方とは言えないでしょう。

ここまで書いて
じゃあ,どうしたら良いのか,となると
私は研究者なので
じっくりと聞き取り調査をしてから論文にしようという結論ですね。

もう一言書こうと思ったのですが…
やはり,もう少し温存します。
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