漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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ミャンマーの思い出 in 2023 Ver.3

2023年12月28日 15時17分29秒 | Weblog
タイトルと異なり,ちょっと古い話を。

ミャンマーには2014年,2018年に行きました。
2014年のミャンマーはまだ開発途上国にもなっていない状況。
それが2018年には,これから発展するなという印象が強かったです。

私が最初にミャンマーに行きたいと思った理由は単純です。
加藤先生が私が行く前にミャンマーに調査の下準備に入られて
「列車の中に鶏をいっぽい連れたおばあさんが乗ってきた!」という話を
聞いたのがきっかけです。

この2014年はシットウェーにも調査に行きました。
広大なエビの養殖場。
調査助手も漁業の通訳ははじめてだったらしく…
「これから養殖場に行きます」と言われ
加藤先生と私は,あの堤防の向こうに養殖場があるのだなと解釈して
堤防の写真をたくさん撮りました。
でも実は堤防に行くまでが全部養殖場だったと判明しました。

そして新しい養殖場を作っているところにも行くと
手作業でペッタンペッタンと泥を積み上げているところでした。

ああ,でもやがてこの作業は重機にとって代わられて
どんどん開発が進むのだろうなと思いました。
そしてその発展の状況を自分の目で見たいというのが
私がミャンマー研究を始めるきっかけとなりました。

なお,2回目の調査の2週間前に後にロヒンギャ問題になるいざこざがあり
訪問することはできませんでした。
この養殖事業自体が試験的なものであったことも2023年に判明し
もうシットウェーに行くこともないかと思います。

今でもはっきり覚えている懐かしい場面。
シットウェーのそこ(具体的な名前は不明)は焼き鶏のもっと大きいのが名物で
加藤先生がお世話になった人たにご馳走するとおっしゃると
本当にお世話になった仲買人などの他に
「あんた誰?」みたいな人も参加して
焼き鶏とビールでちょっとしたパーティになりました。
お天気も非常に良く幸せだったひとときです。
もう二度と帰ってこない時間です…
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