漁業経済学者のひとりごと in 小浜

東村玲子のWebsiteはこちら → http://www.s.fpu.ac.jp/reiko/

Japanese Pizza

2008年06月30日 18時34分47秒 | Weblog
今回のカナダ調査ではJimの家に6泊もするのだから,
1回位は日本料理を作ってみようと思い立ちました。

ですが・・・
私は自炊を全くしない生活。

そこで,お好み焼きなら何とかなるだろうと
お好み焼きの粉とお好み焼きソースを買ってきました。

実は,初めて海外生活をした17歳の時,
オーストラリアでお好み焼きをJapanese Pizzaと紹介して
作ってあげて大変喜ばれたのです。

ただ,材料調達に問題があり,
とにかく薄い豚肉というのが売っていない。
全てブロックで売っているのです。
当時はミンチ肉で何とかしのぎましたが,
今回はそれを売っているかどうか自信がない・・

という訳で,ベーコンを使うことにしました。
これならいくら何でも売っているでしょう。

が,お好み焼きを作るスキルに自信がない私は,
まず日本で練習しようと材料を買い込んで来ました。

出発まで丁度1週間の昨日,久しぶりにお好み焼きを作りました。
結果・・作りすぎてしまい,加藤先生に食べて頂くことに。
味はまあまあでした。
もっとキャベツとベーコンを入れた方が良かったかな。
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東大の先生

2008年06月29日 17時02分47秒 | Weblog
私が東大の社会科学研究所で学術振興会の特別研究員をしていた時,
法学部のゼミにも参加していました。
3つ程参加していたのですが,
そのうちの1つ,「法と制度」のゼミは,
参加者も多く,議論も非常に活発で,
私の問題意識にも非常に近かったことから,とても印象深いものでした。

ちなみに今の大学で3年生対象のゼミを主催していますが,
その時のやり方を真似してやっています。
東大のゼミは4年生と修士の院生向けだったので,
必ずしも同じというわけには行きませんが・・

先日,ふと,このゼミのことを思い出し,
思い切って主催者だった先生に5年と数ヶ月ぶりにメールを出しました。
なぜ,思い出したか・・
それは,私が今読んでいる本にharnessという単語が出てきたのですが,
このゼミのキーワードが「市場にハーネスをつける」というものだったのです。

先生はご親切にも返事を下さいました。
そのメールを読むと,私は既に当時からカナダの調査に入れ込んでいた様です。
私の記憶よりも早くから,そんな状況だったと知って,
我ながら少々驚いています。
自分で思うよりもがんばっていたんだな・・と。
(先生は少しばかり,かなり?お世辞を含んで下さったのでしょうが)
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先生,さようなら

2008年06月23日 18時51分04秒 | Weblog
九州大学名誉教授で,学会の重鎮でもあった
中楯 興(なかだて こう)先生が亡くなられました。

とても粋な先生で
「先生,若い頃はおもてになったでしょう?」と聞くと
「俺は今でも,もててる」とおっしゃるような方でした。

思い出はつきないのですが,2つばかり。

1つは,
「大きな研究をする様にならなきゃいけない。
 漁業経済学の枠内だけでおさまっていてはいけない。」
と大学院生だった私におっしゃったことでした。
これは,まだ実現できていません。残念ながら。

もう1つは,
学会中の昼食時に一緒に行く人がいなくて独りで歩いていたら
「なんだ。こんな美人を放っておくなんて学会の連中はけしからんな」
と食事に連れて行って頂いたことです。

一昨年の秋に小浜で開催した地域漁業学会に参加されたのが,
お目にかかった最後でした。
あの時はとてもお元気そうだったのに。

もう先生の乾杯の音頭も聞けないし,
お説教もお世辞も聞くことがないと思うと寂しくてたまりません。

心からご冥福をお祈り致します。
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新しい世界

2008年06月20日 18時18分39秒 | Weblog
恥ずかしながら,私はようやく相関係数の出し方を覚えました。
まず,Lotus123でやってみて,
次にエクセルでも出来る様になりました。

すると面白いので,色々な数値の相関関係を出してみました。
なんて便利なソフトなんでしょう!

しかし,出てきた数値は解釈に苦しむものばかり。
そうか・・ここからが本番なんだな・・
と思ったところです。
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楽しい作業

2008年06月18日 18時12分12秒 | Weblog
今日は朝からずっとグラフ作りに励んでいました。
ズワイガニの。

ようやくエクセルでグラフを作れる様になり,
何枚か作ってみました。
その後,使い慣れたLotus123でも作りました。

それとは別にカナダに行く準備もしています。
まず,今回はビデオを持って行くので操作の練習。
小浜湾を写したりしています。

それから,今読んでいる本からヒントを得て,
Jimに彼のこれまでの人生を振り返ってもらおうと
ICレコーダーを注文しました。
数日間お世話になる間には,そんな機会もあるかと思って。

と,何となく楽しい1日でした。

母と妹がラスベガスに遊びに行きました。
私はコーチのバッグを頼んだけど買ってきてくれるかなぁ。
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辺境地で・・

2008年06月17日 20時05分56秒 | Weblog
今,私はカナダのNewfoudlandがタラ崩壊によって
どんな影響を受けたかと言うテーマの本を読んでいます。

これは私のテーマとも共通すると言って
Katieから紹介してもらった本です。

私が調査を開始した頃には既に深刻な影響が一段落した,
というか行き着く所まで行っていたので知らなかったのですが,
その影響はかなりのものだった様です。
ある意味,日本の漁村にも共通するものがあります。

その中にこんなエピソードがありました。
10歳の少年が「大きくなったらNewfoundlandを出て行くなんて嫌だ」と
大泣きしていた・・
翌年になると両親に尋ねた
「カナダ本土のHigh Schoolに行かせてもらえるお金はあるか?
 Newfoundland訛りでは良い職に就けないから・・」

不覚にも涙しました。
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3度目の正直

2008年06月12日 20時36分39秒 | Weblog
ふとメールを見ていると,
今度借りる予定のレンタカーのピックアップの場所が
St.Anthonyの町内になっている。

空港でのピックアップを予定していた私はあわてて
ウエブ上のキャンセルのページに行ったけれどうまく行かない。

しょうがないので,レンタカー会社に電話して
キャンセルし,再度予約することにした。

1回目は「ここでは受けられないので転送します」と
言われたが,転送先はFAXの受信音が鳴るばかり。

2回目は「既にピックアップされた車なのでダメです」と
言われ,理由を聞いている間に突如話し中の音が・・

3回目にようやく「それ,去年の予約ですよ」と言われ,
私が「Canada2008」のフォルダを開いたつもりが,
「Canada2007」のフォルダを開いていたことが判明。

「すみません。この電話のことは忘れて下さい。」と
言って電話を切りました。

しかし,英語でやりとりするのに臆しなかったのは,
さっきまで英会話の先生としゃべっていたからかも。
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卒論リレー

2008年06月12日 17時03分09秒 | Weblog
私が初めて(上司と一緒に)指導した学生の1人は,
極めて軽いフットワークで小浜にて聞き取り調査に回り,
コンパクトながらもキラりと光る卒論を仕上げました。

2年後には,その「小鯛のささ漬け」に関する卒論をベースに
調査範囲を福井県内全域に広げ,
詳細な分析と共に分厚くて質の高い卒論を書きました。

その翌年,その卒論を読んだ学生は,
私もこれに負けない論文を書く!との決意で,
「焼き鯖寿司」に関して努力の結晶とも言える大作を仕上げました。

今年は,この「焼き鯖寿司」論文を読んだ学生が
熱心に勉強に励んでいるところです。

指導教員としては,何とも感慨深いリレーです。
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予定変更

2008年06月11日 19時03分45秒 | Weblog
折角,フレンドリーな対応をしてくれたホテルには
大変申し訳ないのですが,昨日キャンセルしました。

Jimが自分の家に泊まって行けば?と
娘さんのKatieを通して伝えて来たのです。
Jimは奥さんと2人暮らしで,
以前Katieが使っていた部屋が空いているのです。

私としては,
漁業者のおうちに6泊もホームステイできるチャンスを
どうしても逃したくなくて。

今までの調査では,さすがに漁業者の暮らしぶりまでは
分からなかったし,とても興味があります。

日本の漁業者のおうちにだって泊まったことがないのに,
こんなビッグなチャンスが訪れるなんて,
ホテルには申し訳ないと思いつつ,
わくわくする気持ちでいっぱいです。
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覚えてくれていたが・・

2008年06月08日 22時02分38秒 | Weblog
St.Anthonyに滞在するのは,今回で5回目になります。
この滞在時に毎回同じホテルを使っています。
(ホテルが2軒しかないので選ぶ余地もあんまりないし・・)

今まではメールで予約問い合わせをしていたのですが,
今回はホテルのウェブサイトが大幅にリニューアルされており,
フォーマットに従って予約する方式になっていました。

で,必要な情報を入力して送ると,
「あなたを覚えているわよ。また来てくれるのね!6泊分予約したわ」
というメールが返って来ました。

覚えてくれていたなんて嬉しいけど・・
肝心の料金が分からない。
改めて問い合わせると以外と安い部屋が取れたのでラッキーでした。
去年はツアー客とバッティングしてツインルームに回され,
なんだか割高だった覚えがあるのです。

そう言えば,去年チェックアウトするときに
「See you next year!」って言われました。
実現するとは思ってなかったけど。
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