今日は久しぶりに
人との距離(物理的な距離)の取り方について考えさせられました。
今日の話は業務に関わるので置いておいて。
ずっと前にカナダ人の団体さんの
ガイド兼通訳をした時のことです。
そのうちの1人がとても日本のことに興味を持ち,
仲よくなって色々と話をしました。
その時に,
やはりReikoは日本人だね。と言われました。
どの辺りからそう判断されたかと言うと
その人との距離だそうです。
これだけ色々おしゃべりしているのに
「物理的な距離が(カナダ人同士よりも)遠い」と言われたのです。
おそらく,日本人が親しくなった男性(彼氏でなく)に取る
標準的な距離だったと思います。
そう考えると,「なるほど」と思いました。
全く意識していなかった部分で
私は大変に「日本人らしい」と思われたようです。
ちなみに,その人はホテルの従業員に会釈された時に,
どうすれば良いのかと尋ねて来ました。
日本人なら「こうする」と,軽い会釈をして見せました。
彼は自分でもやってみて,「難しい」と。
でも会釈してくれているのだから,何か反応したいとのこと。
それでは,軽く「Hi!」で良いのでは?外国人だしと言うと
なんとなく納得してくれました。
ちなみに彼は,私が深々とお辞儀をしたり,
軽くお辞儀をしたり,会釈で済ませたりというのに感心していました。
(普通の日本人ならやっている程度で特別なことではない)
確かに,外国にいる時には会釈に変わるものとして
「Hi!」「Hi!」が使われますね。
私が行く辺りは,これで済むので楽と言えば楽。
ただ,私は日本人の割には態度がでかいのですが,
カナダ人やアメリカ人から見ると適度におしとやかに見えるようです。
そんな訳で,29歳だったかな,
国際学会に行った際に(1度の旅行中に)
道に迷って訪ねた店の人に車でホテルに送ってもらったあげくに
「また電話してね」とナンパされたり,
学会に来ていた人に指輪をもらったりと
なぜだかもてまくったことがあります。
あれは,なんだったのだろう。
だって,学会で指輪(ちょっとした宝石付き)だよ!
さて,私は男性に囲まれて普段過ごしているので
あまり気づかないのですが,
今日とある1つのことに気が付きました。
私が研究室に学生をちょくちょく呼んで
「適当にその辺に座って」と言います。
椅子は3つあって,
1つは私の斜め左前(ただし,パソコンが見られない)
1つは正面,もう1つは私の右斜め前(パソコンが見られる)。
男子学生のほとんどは正面の椅子に座りません。
女子学生は,ほぼ必ず正面の椅子に座ります。
最もよく来る女子学生は椅子の上の何か置いてあっても
どかして座ります。
男女差なのかな?