漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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叔父のお葬式

2017年12月02日 16時45分41秒 | Weblog
11月半ばに叔父が亡くなりまして
お葬式に行って来ました。

3月に父のお葬式があったので
1年に2回もお葬式に出るのは良いものではないな,
という気持ちです。

叔父は独身貴族でしたので
私自身は行ったことがないけれど
叔父が暮らしていたマンションの1室は
外国のホテルよりも薄暗く
アンティークの家具でそろえてあって
それはそれはお洒落だったそうです。

LPレコードも1000枚(桁間違いではないよ)は
あったそうです。

最近は,お葬式と同じ日に初七日まで済ませてしまうのが
一般的な様ですね。(父の時もそうだった)

で,その初七日で
お坊さんが「白骨の御文」を読んだのですよ。

「白骨の御文」というのは,かなり定番の様ですね。

私が子供の頃に法事か何かでお坊さんが
「白骨の御文」を読んだことがありました。

祖父(今回亡くなった叔父の父)が
朝は元気でも夜になると白骨になる云々と解説してくれたため,
私にとっては印象の深いものです。
その日は怖くて,同じく怖がっていた従姉妹と一緒に寝ました。

そういう意味でも
母方親族の間では「白骨の御文」は特別な意味があります。

さて,火葬場での待ち時間の間に昼食を取りました。
隣は母の従兄弟だったのですが(多分,初対面)
「大学の先生なんてすごいですね」と言って頂いたものの
「吉野屋」の牛丼は「つゆだく」が良い,とか
ショウガは死ぬほど乗せるとか,
そういう話題で盛り上がっておりました。

伯母も「吉野屋を見ると玲子ちゃんを思い出す」と言っており,
私の吉野屋好きはかなり知られている様です。

12月の水産庁の会議はいつもと違う場所ですが,
最寄り駅に吉野屋があることを確認し,安心しています。

話が戻りますが
私が「白骨」を見たのは中学1年の時の祖父のお葬式後で
ものすごく怖くて泣いてしまいました。
その時の担任が兼業のお坊さんで
色々と話してくれた覚えがあります。

人間はいつかは白骨になるわけで,
そういう意味では「白骨の御文」は定番なのでしょうね。

私がネットで注文したサスペンダーを
叔父はとても喜んでくれたと聞いているので
形見分けにもらうつもりです。
(なお,代金は母からもらっております)
コメント
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