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米国車が売れないのは、非関税障壁が理由ではない   大前健一

2013年04月02日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

全くその通りと同感する大前健一さんのブログを紹介します。

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 ▼ 米国車が売れないのは、非関税障壁が理由ではない
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政府が自動車の安全や環境性能の認証基準を欧州連合(EU)などと統一する方向で検討に入ったことが分かりました。

日本とEUは25日に東京で首脳会談を開き、経済連携協定(EPA)交渉の開始で正式合意しますが、日本側は焦点の自動車分野で市場開放に取り組み、EUに関税撤廃を求める方針です。

これは日本にとっても大きなメリットがあると思います。自動車について言えば、米国とはこれほど話がスムーズに進まないでしょうから、まず欧州から始めるのは賛成です。

日本の自動車産業について米国は、「市場が公平ではない」「軽自動車が優遇されている」など、色々と批判をしています。しかし、本音ではもし25%(ピックアップトラック)の関税が完全に撤廃されてしまったら、米国の自動車産業の首を絞めることになると理解しています。だから、TPP交渉でも自動車については、米国からハードルを設けたいという希望が出てくるはずです。

未だに「非関税障壁のせいで米国車が日本で売れない」と主張する米国人もいますが、これは全くの見当違いです。米国車に競争力がないから、日本で売れないのです。その証拠に、欧州車は日本でも売れています。非関税障壁が理由であるなら、米国車と同様に欧州車も売れないはずです。結局、米国車が日本人にウケていないのです。

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車番組が好きで、毎日曜の「車で行こう」TVK を楽しみにしていますが、最近のキャデラックの新車の紹介では笑ってしまいました。豪華な室内に立派なカーナビのディスプレイがあるのですが、残念ながら日本の地図は表示できないとのことでした。そういう製品をよく日本で売ろうとしますよね。まあ、車の選択基準は色々で、デザインと走りが良ければカーナビなど必要としない人もいますから、カーナビが使えても使えなくても大したことではないと言ってしまえばそれまでですが。。。これで売りだそうとすること自体いい度胸ですが、こういう事情がありながら日本で米国車が売れないのは買わないヤツが悪いと文句を言う。そういう人を相手に交渉するのは大変ですね。。

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