雷ブログ

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高校の英語教育

2013年04月08日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

来年度から高校生の英語の授業は、英語で英語を教える、授業そのものを英語で行うようになるそうです。教師も生徒も、日本語でなく英語を話すのが基本になります。今年度は1年生で実施され、2014年度は1~2年、15年度からは全学年へと広がり、文法や本文の意味も、基本的に英語で学ぶことになるそうです。先日、小学生の全授業を英語ですることには反対の意見を述べましたが、高校生の英語の授業でしたら英語を英語で教える事は、小学生の科目を全てを英語で教育する事のような抵抗感はありません。

8歳までに二つの言語に接しなければ本当の意味でのバイリンガルとはならないそうです。外国語を習得するには、学習年齢によって異なります。子供でしたら母国語も外国語も両方を抵抗なく吸収できるでしょうが、母国語の影響が強まるにつれ母国語を基礎として外国語を学ぶ方が分かり易いのです。つまり、子供と成人では能率の良い学習方法方は異なります。高校生であればちょうど中間でどちらの方法でも良いでしょうね。

言葉には文化的な背景が強くありますから英語を勉強していたのが、いつのまにかアメリカかぶれになっているような事は良くあります。表現にも文化そのものの表現もありますが、英語の学習は1国の文化を学習するのではなく、文化的な影響は極力排除した単なる相互理解のためのコミュニケーション・ツールと捉えた方が学習はし易いのです。英語の歴史、米国や英国の歴史や文化などは、その後の教養として付け加えたい方が勉強すれば良い事で、英語の何を習得すべきか?文化の影響を排除した自然言語ではあるが機械語のような英語のサブセットの方が学習の能率は良いでしょう。単なるコミュニケーション・ツールという観点からのサブセットと割り切った簡素化英語から入ると方が分かりやすいのです。。

英語教育は、外国人教師を導入したり、学習の開始年齢を下げたり、学習科目の中では一番色々な取り組みが行れているようですが、街の英会話学校の繁盛ぶりを見ると学校教育では満たされない部分が多いのでしょう。英語を英語で教えるとか、ネィティブへの信仰とか、授業の形式が重要視されているように見受けます。一番大事なのは、試験のための教育なのか、本当に生徒に英語力をつけさせたいのか。そのあたりを最初に明確にすべきではないでしょうか?

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