雷ブログ

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世界を変えた素人発明家   志村幸雄  日経プレミアム

2016年08月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

時折、元気を出すために読み返すのが、この「世界を変えた素人発明家」です。 私も遅咲きの発明家で7年前にこの会社を始めて以来、出願した特許は27件、3件は途中で放棄し、17件が成立し、今も7件が審査中です(共願で名前だけの物もいくつかはありますが)。 弊社、PDCE避雷針だけではないのです。

若い頃もアイデアは豊富でしたが、大きな会社組織では営業職が特許だなどと新しいアイデアをだしても、研究職の側から嫌がられ、また、営業職の上司からも「特許だなどと、余計なことをしていないで注文をとってこい!」という職制の壁がありました。研究開発の専門職ではなく営業職であっても仕事の分野での発明は職務発明ということで、会社の許可がないと出願さえできないのです。ところが、自分で会社を始めたために、開発予算として特許出願も自由にできるようになったことと、良き特許事務所(みなとみらい特許事務所)に出会えたために、この歳になって発明に目覚めることができました。  

本当の専門職として、研究開発をしてきた私の尊敬する先輩は、化学の専門家で200件近い特許をお持ちで、この先輩曰く、「松本さん、特許というのはもっとキチンと研究した結果で作り上げるものだよ」とお叱りを受ける位、私の発明は研究に研究をを重ねてというのではなく単なる思い付きのアイデアばかりなのです。

そんな私が勇気を得る事のできるのが、昔の発明家の伝記です。 最近の研究者は、専門教育を受けて研究者になられた方ばかりで、ド素人の思い付きでは対抗できない高度に専門された分野が活躍の場となりました。私は、経営者であり、営業部長であり、総務部長でもあり、経理部長も兼務であり、研究一筋という訳にはいかないのです。 しかし、この多方面での仕事というのがインスピレーションの源にもなるのです。

昔は、現代と異なり、社会全体に教育が行き渡ってはいませんでしたから、教育の成果物としての発明というのは余りありません。そういう意味では、現代人は教育の受けすぎ、考える前に覚えよという教育が過剰のようなきがします。 パスカルなど、学校教育など受けたことがないのにトンデモナイ発明をいくつもしているのです。 当時は皆、素人科学者、素人発明家だったのです。そんな例が、パスカルだけでなく、蒸気機関のワット、紡績機械のアークライト、避雷針のベンジャミン・フランクリン、電気のファラデー、エジソン、ベル、ライト兄弟、無線のマルコーニと偉大な発明家の逸話を読むと元気が出ます。 エジソンも不登校児童で、母親が家で教えたそうです。 こういう天才たちには教育は無用のようです。

私の特許の中でが実用化に漕ぎつけたい発明は、

1)高層ビルの高さを利用した風力発電 
2)落雷し難い「風力発電用ブレード」
3)落雷し難い「架空地線」
4)落雷し難い「棟上げ導体」
5)海底から浮かび上がる「潜水式防波堤」

などがありますが、いずれも弊社の事業規模では単独での実用化は無理で、どこかの大企業との協業が必要です。 まあ、焦っても仕方ありませんので、2020年を目指して実用化を達成できたらと思います。 何年かかるか分かりませんが、そういえば、昔、そんな話を聞いたことがあると思い出していただけるようになれればいいのですが。。。

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電話 045-264-4110
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